特許
J-GLOBAL ID:200903059024777499

環状オレフイン系ランダム共重合体組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 俊一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-153141
公開番号(公開出願番号):特開平5-032833
出願日: 1991年06月25日
公開日(公表日): 1993年02月09日
要約:
【要約】【構成】本発明の環状オレフィン系ランダム共重合体組成物は、例えば、エチレン・テトラシクロデセン共重合体[A](軟化温度が150°C、135°Cのデカリン中での極限粘度が0.6dl/g):100重量部と、エチレン・プロピレン共重合体[B](引張弾性率150kg/cm2、極限粘度が2.55dl/g、結晶化度0%):12重量部と、線状低密度ポリエチレン[D](密度0.920g/cm3、結晶化度40%):11重量部との混合物100重量部に、過酸化物0.1重量およびジビニルベンゼン0.3重量部を添加してなる樹脂混合物100重量部に、ステアリン酸マグネシウム[C]2重量部および少量の帯電防止剤、耐候安定剤、顔料などが添加されている。【効果】本発明によれば耐光性などに優れた環状オレフィン系ランダム共重合体組成物が得られる。
請求項(抜粋):
(A)エチレン成分と、下記一般式[I]または[II]で表わされる環状オレフィン成分とからなり、135°Cのデカリン中で測定した極限粘度[η]が0.05〜10dl/gの範囲にあり、軟化温度(TMA)が70°C以上である環状オレフィン系ランダム共重合体、および(B)(i)エチレン成分と少なくとも他の1種のα-オレフィン成分および下記一般式[I]または[II]で表わされる環状オレフィン成分とからなり、135°Cのデカリン中で測定した極限粘度[η]が0.01〜10dl/gの範囲にあり、軟化温度(TMA)が70°C未満である環状オレフィン系ランダム共重合体、(ii)少なくとも2種のα-オレフィンから形成される非晶性ないし低結晶性のα-オレフィン系弾性共重合体、(iii)少なくとも2種のα-オレフィンと、少なくとも1種の非共役ジエンから形成されるα-オレフィン・ジエン系弾性共重合体、および(iv)芳香族ビニル系炭化水素・共役ジエン共重合体またはその水素化物、からなる群から選択される少なくとも1種以上の軟質共重合体、および(C)炭素数5以上の脂肪酸およびその金属塩またはアミド、エステルなどの誘導体から選択される少なくとも1種以上の化合物から形成され、上記(A)成分100重量部に対して、(B)成分は5〜100重量部の量で、(C)成分は0.1〜10重量部の量で存在していることを特徴とする環状オレフィン系ランダム共重合体組成物:【化1】...[I][式[I]中、nは0または1であり、mは0または正の整数であり、qは0または1であり、R1 〜R18、Ra 、Rbは、それぞれ独立に、水素原子、ハロゲン原子または炭化水素基であり、R15〜R18は、互いに結合して単環または多環を形成していてもよく、かつ該単環または多環は二重結合を有していてもよく、また、R15とR16とで、またはR17とR18とでアルキリデン基を形成していてもよい。]【化2】...[II][式[II]中、pは0または1以上の整数であり、qおよびrは、0、1または2であり、R1〜R15はそれぞれ独立に水素原子、ハロゲン原子、脂肪族炭化水素基、芳香族炭化水素基またはアルコキシ基であり、R5(またはR6)とR9(またはR7)とは、炭素数1〜3のアルキレン基を介して結合していてもよく、また何の基も介さずに直接結合していてもよい。]
IPC (6件):
C08L 23/08 LCD ,  C08K 5/09 KEP ,  C08L 23/18 LCF ,  C08L 23/08 ,  C08L 23:20 ,  C08L 25:10

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