特許
J-GLOBAL ID:200903059032388779

サーボシリンダにおける位置決め制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 千葉 剛宏 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-254550
公開番号(公開出願番号):特開平7-110005
出願日: 1993年10月12日
公開日(公表日): 1995年04月25日
要約:
【要約】【目的】ピストンロッドの一端部に取着されたワークを圧縮空気とモータとによって変位させるサーボシリンダにおいて、モータの小型化を図ることができるとともに、迅速、且つ高精度にワークを目標位置に位置決めすることが可能なサーボシリンダにおける位置決め制御方法を提供する。【構成】圧縮空気によってピストンロッドに取着されたワークを目標位置近傍の所定位置まで変位させ、次いで、サーボモータを回転駆動して、このモータの回転トルクと前記圧縮空気とによってワークを変位させる。さらに、サーボモータの駆動が開始されてから所定時間経過後、前記圧縮空気をワークの静止荷重と平衡する圧力とし、この後はサーボモータの回転によってワークを目標位置に位置決めする。このため、起動トルクの小さいサーボモータを用いることが可能となり、サーボモータの小型化を図ることができる。
請求項(抜粋):
シリンダのピストンに取着されたピストンロッドと、前記ピストンロッドと係合するボールねじと、前記ボールねじを回転駆動するモータとを備え、シリンダ室に供給される空気の圧力と前記モータの回転力とによって前記ピストンロッドを変位させ、前記ピストンロッドに取着されたワークを目標位置に位置決めするサーボシリンダにおける位置決め制御方法であって、前記シリンダ室の圧力を制御してワークを目標位置近傍の所定位置まで変位させる第1のステップと、前記ワークが前記所定位置に達したとき、モータを回転駆動して当該モータの回転力と前記シリンダ室の空気の圧力とによって前記ワークの変位を継続させる第2のステップと、前記サーボモータが回転を開始したときから所定時間が経過したとき、前記シリンダ室の空気の圧力を前記ワークの静止荷重を保持する圧力に制御する第3のステップと、前記ワークをモータの回転力のみで変位させ、目標位置に位置決めする第4のステップと、からなることを特徴とするサーボシリンダにおける位置決め制御方法。
IPC (2件):
F15B 9/09 ,  F16H 25/20
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開平2-062401
  • 特開昭59-009712
  • 特開平2-062401
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