特許
J-GLOBAL ID:200903059032406793

双極電気外科用鉗子

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 浅村 皓 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-205957
公開番号(公開出願番号):特開平6-225886
出願日: 1993年08月20日
公開日(公表日): 1994年08月16日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 腹腔検査鏡による胆嚢摘出処置において、凝血および焼灼を行う時に使用される、双極電気外科用鉗子を提供する。【構成】 血管焼灼用器械10は基端15および末端14を有する剛直な外方管11と、該外方管を通ってその基端からその末端に延びる、半剛直な内方管12とを有している。内方管は少なくとも一つの内腔23を有し、その中に1対の導電リード線13を通すようになっている。リード線は内方管の末端16において1対の鉗子ジョー26を形成している。リード線13は鋏形ハンドルに機械的に連結され、かつRF発電機に電気的に接続されている。外方管の体部の外径は内視鏡の作動内腔を容易に通すように十分に小さくされている。
請求項(抜粋):
双極電気外科用鉗子(10)であって:(a)細長い、全体が剛直な第1管部材(11)で、基端(15)、末端(14)およびこれらの間を延びる内腔(19)を有する管部材と;(b)前記第1管部材(11)の内腔(19)内に同軸状に配設された細長い第2管部材(12)で、基端(17)および末端(16)を有する管部材と;(c)一対の導線(13)で、前記細長い第2管部材(12)内を並置関係で縦方向に延び、これら導線の長さに沿って相互に絶縁され、基端(25)および末端を有し、前記対をなす導線(13)の各々の前記末端が所定の第1区域において絶縁されず、前記対をなす導線(13)の末端が前記第1区域においては相互に平行で面と向き合う関係であり、さらに前記対をなす導線(13)の各々が前記第1区域に隣接する第2区域を有し、該第2区域内において前記導線(13)は曲げられて傾斜面を形成し、前記細長い第2管部材(12)が前記第1管部材(11)の前記内腔(19)内にて末端方向へ移動される時に、前記細長い第2管部材(12)の前記末端(16)が前記傾斜面に選択的に係合し得るようになっている導線と;(d)前記第1管部材(11)の前記基端(15)に作動状に連結されたハンドル装置(1)で、前記第2管部材の前記基端(17)および前記対をなす導線(13)の前記基端(25)が、該導線(13)の対を移動させることなく、前記第1管部材(11)の前記内腔(19)内の前記細長い管部材(12)に、縦方向往復並進運動を行わせるようになったハンドル装置と;(e)前記第1および第2の細長い管部材(11,12)と、前記導線(13)の対に回転運動を行わせる装置とを有することを特徴とする双極電気外科用鉗子。
IPC (3件):
A61B 17/39 320 ,  A61B 1/00 334 ,  A61B 17/28 310

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