特許

J-GLOBAL ID：200903059032447775

画像形成装置

発明者： 鈴木 実 ,  織田 洋 ,  齋藤 裕行 ,  鈴木 克佳 ,  古澤 宏一
出願人/特許権者： 旭光学工業株式会社
代理人 (1件)： 松岡 修平
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平11-055023
公開番号（公開出願番号）：特開平11-314384
出願日： 1999年03月03日
公開日（公表日）： 1999年11月16日
要約：

【要約】【課題】 小型化が可能で、しかもカラー画像の形成だけでなく、一般に用いられている感熱紙を記録紙として利用することも可能な画像形成装置を提供すること。【解決手段】 所定の温度・圧力環境下で破壊するよう構成された、壁膜の内部にインクを封入して構成されたカプセルの層をシート上に形成し、画像データに応じて前記カプセルを選択的に加熱・加圧して前記シート上にインク画像を形成する画像形成装置であって、前記シートの搬送方向に沿って複数の発熱素子が直線上に配置された複数のサーマルヘッドと、前記複数のサーマルヘッドを、前記シートの搬送方向と直交する方向に、前記シートに対し相対移動させる移動手段と、を有する構成とし、前記複数のサーマルヘッドを前記シートの搬送方向においては互いに重なる部分がほぼ無いように搬送方向に沿って並べ、前記シートの搬送方向と直交する方向においては、互いに間隔をあけて配置した。

請求項（抜粋）：

所定の温度・圧力環境下で破壊するよう構成された、壁膜の内部に色材を封入して構成されたカプセルの層をシート上に形成して構成した感圧・感熱シートと感熱記録紙とを記録紙として利用可能で、前記感圧・感熱シートを用いる場合には画像データに応じて前記カプセルを選択的に加熱・加圧して前記感圧・感熱シート上に画像を形成し、前記感熱記録紙を用いる場合には前記感熱記録紙を選択的に加熱して画像を形成する画像形成装置であって、前記記録紙を搬送する搬送手段と、前記記録紙の搬送方向に沿って複数の発熱素子が直線状に配置された複数のサーマルヘッドと、前記複数のサーマルヘッドを、前記シートの搬送方向と直交する方向に、前記記録紙に対し相対移動させる移動手段と、前記記録紙の、前記複数のサーマルラインヘッドに対応する部位を、各サーマルラインヘッド毎に定められた所定の圧力で加圧する加圧手段と、を有し、前記複数のサーマルヘッドは前記記録紙の搬送方向においては互いに重なる部分がほぼ無いように前記記録紙搬送方向に沿って並べられ、前記記録紙の搬送方向と直交する方向においては、互いに所定の間隔をあけて配置されており、かつ前記記録紙の搬送方向において同一の長さを有し、前記搬送手段は、前記感圧・感熱シートを記録紙として用いる場合には、前記複数のサーマルヘッド1つ分の長さずつ前記記録紙を搬送し、前記感熱紙を記録紙として用いる場合には、前記複数のサーマルヘッド全体の長さ分ずつ前記記録紙を搬送することを特徴とする画像形成装置。