特許
J-GLOBAL ID:200903059033253923

コバルトの回収方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 長谷川 芳樹 ,  寺崎 史朗
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-280236
公開番号(公開出願番号):特開2005-042189
出願日: 2003年07月25日
公開日(公表日): 2005年02月17日
要約:
【課題】 リチウムイオン電池の焙焼、破砕によって得られる焙焼アッシュの酸溶解時における酸使用量を十分に低減することができるコバルトの回収方法を提供すること。【解決手段】 本発明は、コバルト及びアルミニウムを含む正極を有するリチウムイオン電池からコバルトを回収する方法において、リチウムイオン電池を焙焼する焙焼工程と、焙焼工程で得られるリチウムイオン電池を破砕して焙焼アッシュを含む破砕物を得る破砕工程と、破砕物から焙焼アッシュを分離する焙焼アッシュ分離工程と、焙焼アッシュ中のアルミニウムをハロゲンガスと反応させてアルミニウムを分離させるハロゲン化工程と、焙焼アッシュを酸に溶解させて酸溶解液を得る酸溶解工程と、酸溶解液から溶媒抽出によってコバルトを回収する溶媒抽出工程とを含むことを特徴とする。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
コバルトを含む正極活物質及びアルミニウム集電体を有するリチウムイオン電池から前記コバルトを回収するコバルトの回収方法において、 前記リチウムイオン電池を焙焼する焙焼工程と、 前記焙焼工程で得られる前記リチウムイオン電池を破砕して焙焼アッシュを含む破砕物を得る破砕工程と、 前記破砕物から前記焙焼アッシュを分離する焙焼アッシュ分離工程と、 前記焙焼アッシュを、塩素、臭素及びヨウ素からなる群より選ばれる1種以上のハロゲンガスと反応させてアルミニウムを分離させるハロゲン化工程と、 前記焙焼アッシュを酸に溶解させて酸溶解物を得る酸溶解工程と、 前記酸溶解物から溶媒抽出によってコバルトを回収する溶媒抽出工程と、 をこの順で含むことを特徴とするコバルトの回収方法。
IPC (6件):
C22B23/00 ,  C22B3/04 ,  C22B3/24 ,  C22B5/16 ,  C22B7/00 ,  H01M10/54
FI (7件):
C22B23/04 ,  C22B5/16 ,  C22B7/00 C ,  C22B7/00 E ,  H01M10/54 ,  C22B3/00 A ,  C22B3/00 L
Fターム (16件):
4K001AA07 ,  4K001BA22 ,  4K001CA01 ,  4K001CA02 ,  4K001CA15 ,  4K001DA08 ,  4K001DB02 ,  4K001DB27 ,  4K001DB31 ,  5H031AA08 ,  5H031BB02 ,  5H031BB09 ,  5H031EE01 ,  5H031EE03 ,  5H031HH06 ,  5H031RR02
引用特許:
出願人引用 (1件)

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