特許
J-GLOBAL ID:200903059037510491
水素化用触媒の製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
古谷 馨
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-278550
公開番号(公開出願番号):特開平6-226100
出願日: 1990年06月21日
公開日(公表日): 1994年08月16日
要約:
【要約】【構成】 水酸化アルミニウム若しくは酸化アルミニウム又はその混合物を担体とし、担体も含めた触媒全体の原子比がCu/Fe/Al/Zn=1/0.4〜2.5/0.5〜5.0 /0〜1.0 である脂肪酸のエステルの水素化によるアルコール製造用の水素化用触媒を製造するに当り、(1) 担体を水性媒体中に懸濁させ、担体上に銅化合物及び鉄化合物を沈澱させ、次いで、(2) 上記(1) の懸濁液中で水溶性アルミニウム塩とアルカリ物質とを反応させてアルミニウム化合物を沈澱させ、次いで、(3) 懸濁液より沈澱物を取得し、水洗、乾燥及び焼成することを特徴とする上記触媒の製造方法。また、上記(2) の工程において水溶性アルミニウム塩及び水溶性銅塩若しくは水溶性亜鉛塩又はこれらの混合物と、アルカリ物質とを反応させることもできる。【効果】 触媒製造時の濾過速度が速く、しかも得られた触媒の性能も良好である。
請求項(抜粋):
水酸化アルミニウム若しくは酸化アルミニウム又はその混合物を担体とし、原子比(担体も含めた触媒全体の原子比)がCu/Fe/Al/Zn=1/0.4〜2.5 / 0.5〜5.0 /0〜1.0 である脂肪酸のエステルの水素化によるアルコール製造用触媒を製造するに当り、下記の第一工程、第二工程及び第三工程をこの順に行なうことを特徴とする脂肪酸のエステルの水素化によるアルコール製造用触媒の製造方法。(第一工程)水酸化アルミニウム若しくは酸化アルミニウム又はこれらの混合物(以下担体と記す。) を水性媒体中に懸濁させ、その懸濁液中において水溶性銅塩及び水溶性鉄塩とアルカリ物質とを反応させることによって担体表面上に銅化合物及び鉄化合物を沈澱させる工程。(第二工程)第一工程にて得られた懸濁液中にて水溶性アルミニウム塩とアルカリ物質とを反応させることによって、第一工程にて得られた懸濁液中に存在する固体粒子表面上にアルミニウム化合物を沈澱させる工程。(第三工程)第一工程及び第二工程にて得られた懸濁液より沈澱物を取得し、水洗、乾燥及び焼成する工程。
IPC (5件):
B01J 23/74 301
, B01J 23/80
, C07C 29/149
, C07C 31/125
, C07B 61/00 300
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