特許
J-GLOBAL ID:200903059040087788

撮像装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 國分 孝悦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-263185
公開番号(公開出願番号):特開平9-107506
出願日: 1995年10月11日
公開日(公表日): 1997年04月22日
要約:
【要約】【課題】 広ダイナミックレンジと高画質を保ったまま、フレームモードにおけるインターライン型CCDの垂直転送部での電荷の転送効率を向上させる。【解決手段】 フレームモードで電荷転送パルスV3 が最初に高電位VH となってから次の電荷転送が始まるまでの期間(t2 〜t6 )に、半導体基板部の電位Vsub をレベル2からレベル1に切り換えた後、電荷転送パルスV1 〜V4 の転送電位VM をレベル2からレベル1に切り換える。これによって、フィールドモードと同じ転送効率が得られる。また、先に半導体基板部の電位Vsub を切り換えるので、電荷転送パルスV3 が高電位VH になることで読み出しが行われなかったラインの画素は確実に半導体基板部に流れ込むことになって、この電荷が垂直転送部に漏れこむことによるブルーミングなどの画質劣化が生じない。
請求項(抜粋):
半導体基板部の上に形成された複数の光電変換要素からなる光電変換部と、前記光電変換部からの電荷を一方向に転送する垂直転送部と、前記垂直転送部からの電荷を前記一方向と交差する方向に転送する水平転送部とからなるインターライン型CCD撮像素子を有する撮像装置であって、前記撮像素子が、1フィールド期間ごとに水平方向の全ラインの前記光電変換要素を走査して上下2ラインを加算して読み出すフィールドモードと、1フィールド期間ごとに水平方向の1ラインおきの前記光電変換要素をインターレース走査して読み出すフレームモードとの2つのモードで駆動され、前記垂直転送部には、前記光電変換要素から前記垂直転送部へ電荷を読み出すための読み出し電位VH と、電荷を垂直方向に順次転送するための転送電位VM 、VL (VH >VM >VL )とを有する電荷転送パルスが印加される撮像装置において、前記フレームモードでの前記半導体基板部の電位Vsub が、前記フレームモードで前記電荷転送パルスが最初に前記読み出し電位VH となってからその後に前記垂直転送部内での電荷の転送が始まるまでの期間内の第1の所定時刻において、前記フィールドモードでの前記半導体基板部の電位Vsub (1) よりも低い電位Vsub (2) からこれよりも高い電位に切り換えられ、前記フレームモードでの前記転送電位VM が、前記フレームモードで前記電荷転送パルスが最初に前記読み出し電位VH となってからその後に前記垂直転送部内での電荷の転送が始まるまでの期間内の前記第1の所定時刻よりも後の第2の所定時刻において、前記フィールドモードでの前記転送電位VM (1) よりも低い電位VM (2) からこれよりも高い電位に切り換えられるように構成されていることを特徴とする撮像装置。
IPC (2件):
H04N 5/335 ,  H01L 27/148
FI (2件):
H04N 5/335 F ,  H01L 27/14 B
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特開平1-238385

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