特許
J-GLOBAL ID:200903059041095474

衛星放送受信アンテナ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 櫻井 俊彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-350102
公開番号(公開出願番号):特開平6-097721
出願日: 1991年12月10日
公開日(公表日): 1994年04月08日
要約:
【要約】【目的】障害物による電波遮断などが生じやすい移動体搭載用などの衛星放送受信アンテナ装置において、電波遮断直後にに短時間で衛星を再補足できる高速の自動追尾機能を実現する。【構成】この衛星放送受信アンテナ装置では、まず、電波到来方向の大まかな探知を行って捜査範囲を限定し、その後、受信レベルによるピーク検出とメインローブの確認が可能となる追尾制御時の値にまでチューナ・ゲインにおとし、限られた捜査範囲のみを幅の狭い細やかな捜査を行うようにした。すなわち、本発明の衛星放送受信アンテナ装置では、チューナ(51,52,53)のAGCのゲイン設定を変化させるゲイン設定手段(60)を備え、衛星の探索時に、ゲイン設定手段で第1のゲインに設定して粗探索を行った後、上記第1のゲインよりも低い第2のゲインまでチューナのゲインを下げ、精密探索を行うようにした。これにより、電波遮断後の再捕捉までの時間を短縮できる。
請求項(抜粋):
移動体に水平及び垂直方向に回転可能に取り付けられたアンテナと、前記アンテナに接続されたチューナと、前記チューナの出力信号を基に前記アンテナが衛星からの電波を常に捕捉できるように前記アンテナの水平方向の回転角及び仰角を制御する自動追尾手段とを備え、衛星からの電波を受信する衛星放送受信アンテナ装置において、前記チューナの自動利得制御回路のゲイン設定を変化させるゲイン設定手段を備え、前記衛星の探索時に、前記ゲイン設定回路で第1のゲインに設定して粗探索を行った後、前記第1のゲインよりも低い第2のゲインにゲインを下げて精密探索を行う事を特徴とする衛星放送受信アンテナ装置。

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