特許
J-GLOBAL ID:200903059063126896

エチレン/α-オレフィン共重合体の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-257074
公開番号(公開出願番号):特開平6-298824
出願日: 1993年10月14日
公開日(公表日): 1994年10月25日
要約:
【要約】【目的】 高温下において効率よくエチレン/α-オレフィン共重合体を製造する方法を提供する。【構成】 a)メタロセン化合物、b)イオン化イオン性化合物及びc)有機アルミニウム化合物を構成成分とするオレフィン重合用触媒を用いて、エチレン及び炭素数3以上のα-オレフィンを共重合するエチレン/α-オレフィン共重合体の製造方法において、b)イオン化イオン性化合物として上記a)メタロセン化合物をカチオン性のメタロセン化合物にしうる化合物であり、かつ生成したカチオン性のメタロセン化合物とは反応しない化合物を用い、120°C以上の重合温度下で重合を行なうことを特徴とするエチレン/α-オレフィン共重合体の製造方法。
請求項(抜粋):
a)メタロセン化合物、b)イオン化イオン性化合物及びc)有機アルミニウム化合物を構成成分とするオレフィン重合用触媒を用いて、エチレン及び炭素数3以上のα-オレフィンを共重合するエチレン/α-オレフィン共重合体の製造方法において、a)メタロセン化合物として下記一般式(1)又は(2)【化1】【化2】(式中、Cp1,Cp2は各々独立してシクロペンタジエニル基又は置換シクロペンタジエニル基であり、R1は低級アルキレン基、置換アルキレン基、ジアルキルシリコン基、ジアルキルゲルマニウム基、アルキルホスフィン基又はアルキルアミン基であり、R1はCp1及びCp2を架橋するように作用しており、R2,R3は各々独立して水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜12の炭化水素基、アルコキシ基又はアリ-ロキシ基である)で示されるハフニウム化合物を用い、b)イオン化イオン性化合物として上記a)メタロセン化合物をカチオン性のメタロセン化合物にしうる化合物であり、かつ生成したカチオン性のメタロセン化合物とは反応しない化合物を用い、c)有機アルミニウム化合物として下記一般式(3)【化3】(式中、R4,R4′,R4′′は各々独立して水素原子、ハロゲン原子、アミド基、アルキル基、アルコキシ基又はアリール基であり、かつ少なくとも1つはアルキル基である)で示される化合物を用い、120°C以上の重合温度下で重合を行なうことを特徴とするエチレン/α-オレフィン共重合体の製造方法。
IPC (3件):
C08F 4/642 MFG ,  C08F 4/647 ,  C08F 10/00

前のページに戻る