特許
J-GLOBAL ID:200903059075704968

固体高分子電解質型燃料電池

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山口 巖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-321138
公開番号(公開出願番号):特開平8-180883
出願日: 1994年12月26日
公開日(公表日): 1996年07月12日
要約:
【要約】【目的】小形化された固体高分子電解質型燃料電池を提供する。【構成】固体高分子電解質型燃料電池1Bは、従来例に対して固体高分子電解質膜51を用いる燃料電池セル5、ステンレス鋼等の薄板材製で,中央部領域41に波形溝411が形成されたセパレータ4、薄板状の弾性材で製作された燃料ガス用のシール体31,酸化剤ガス用のシール体32、を用いた単位燃料電池3と、集電板12、電気絶縁板13、加圧板14,15、薄板状の弾性材で製作された冷却用流体用のシール体11とを用いている。集電板12,電気絶縁板13、加圧板14,15は、従来例に対して、燃料ガス,酸化剤ガス,冷却用流体の通流用の諸貫通穴のそれぞれが、単電池3が備えている、供給側または排出側の、燃料ガス通流用の貫通穴,酸化剤ガス通流用の貫通穴,および,冷却用流体通流用の貫通穴のそれぞれと、対向する部位に形成されていることのみが相異している。
請求項(抜粋):
燃料ガスおよび酸化剤ガスの供給を受けて直流電力を発生するものであって,シート状の固体高分子電解質膜と,この固体高分子電解質膜の両主面のそれぞれに接合されるシート状の燃料電極膜およびシート状の酸化剤電極膜とを持つ燃料電池セル、燃料電池セルの両側面のそれぞれに対向させて配置されて,燃料電池セルに燃料ガスまたは酸化剤ガスを供給するための互いに平行する複数の凹状のガス通流用の溝が形成されている燃料ガス用のセパレータおよび酸化剤ガス用のセパレータ、を有する単位燃料電池を複数個備え、単位燃料電池が有する燃料ガス用のセパレータおよび酸化剤ガス用のセパレータのそれぞれは、燃料電池セルに対向する側にそれぞれのガスを通流させるガス通流用の溝が形成されていると共に,燃料電池セルに対向する側に対する反対側に燃料電池セルで発生した熱を除去する冷却用流体を通流させる冷却部が形成されているものであり、これ等の単位燃料電池は、単位燃料電池が,そのセパレータの冷却部側を,互いに隣接する単位燃料電池が有するセパレータの冷却部側に対向させて,隣接する単位燃料電池と互いに積層された単位燃料電池の積層体をなしており、この単位燃料電池の積層体の少なくとも両端末に位置するセパレータの外側面に当接された導電材製の集電板と、これ等の集電板の,少なくとも単位燃料電池の積層体の両端末部に位置する集電板の外側面に当接された電気絶縁材製の電気絶縁板と、これ等の電気絶縁板の,少なくとも単位燃料電池の積層体の両端末部に位置する電気絶縁板の外側面に当接され,単位燃料電池の積層体,集電板,電気絶縁板をこれ等の積層方向に加圧する加圧力を与える加圧板とを備える固体高分子電解質型燃料電池において、少なくとも一方のセパレータは、冷却用流体を通流させる冷却部を、ガス通流用の溝に対して平行する凹状の冷却用流体通流用の溝として形成すると共に、この冷却用流体通流用の溝を、互いに平行する複数の凹状のガス通流用の溝の,互いに隣接するガス通流用の溝の間に形成されている凸状の隔壁が形成されている部位に入り込ませて設置されてなることを特徴とする固体高分子電解質型燃料電池。
IPC (2件):
H01M 8/02 ,  H01M 8/10
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (4件)
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