特許
J-GLOBAL ID:200903059083107480

接続経路制御方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井桁 貞一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-291151
公開番号(公開出願番号):特開平11-127465
出願日: 1997年10月23日
公開日(公表日): 1999年05月11日
要約:
【要約】【課題】 交換網における接続経路制御方式に関し、網内の回線群の使用度を広範囲に分析して、最適接続経路を決定することを目的とする。【解決手段】 複数の交換機100 回線群200 と共通線信号網400 とを持つ交換網の各交換機に、他局宛呼の到着回線群・着局から呼設定可能な総隣接局・接続回線群を得る出回線群認識手段101 、各回線群の利用度を得る利用程度把握手段102 、他局宛呼生起時各隣接局に接続回線群・利用度付収集信号を送る利用程度送信手段103 、他局からの収集信号に自局回線群・利用度を付けて各隣接局に送る利用程度転送手段104 、着局が受信収集信号に付加済の接続経路・利用度を返送信号に付し発局に返す接続経路利用程度返送手段105 、発局が受信各返送信号から最低利用度の接続経路を最適と決る最適接続経路決定手段106 、発局が最適接続経路による接続指示を各中継局に送る最適経路呼設定指示手段107 、中継局が自局宛接続指示に従い呼設定する呼設定手段108 を設ける。
請求項(抜粋):
複数の交換機と、一対の前記交換機間を直接接続する回線群と、前記各交換機相互間で各種制御信号を伝達する共通線信号網とを具備する交換網において、前記各交換機に、他局を着局とする呼が到着した回線群と、到着呼の着局とが指定された場合に、自局に直通回線群で接続される総ての隣接局の内、到着呼の設定に経由可能な総ての隣接局と、該隣接局を自局に接続する直通回線群とを認識する出回線群認識手段と、自局に接続される各回線群の利用程度を把握する利用程度把握手段と、収容加入者から他局を着局とする呼が生起した場合に、前記出回線群認識手段が認識する各隣接局に対し、該隣接局を接続する直通回線群と、前記利用程度把握手段により把握済の該直通回線群の利用程度と、前記着局の識別情報とを付加した接続経路利用程度収集信号を生成し、前記共通線信号網を経由してそれぞれ送信する利用程度送信手段と、他局から前記共通線信号網を経由して転送される前記接続経路利用程度収集信号を受信した場合に、前記出回線群認識手段が認識する各隣接局に対し、受信した前記接続経路利用程度収集信号に、該隣接局を接続する直通回線群と、前記利用程度把握手段により把握済の該直通回線群の利用程度とをそれぞれ付加して転送する利用程度転送手段と、他局から前記共通線信号網を経由して転送される自局を着局とする前記接続経路利用程度収集信号を受信した場合に、該各接続経路利用程度収集信号の発局および中継局において付加されている総ての回線群と、該回線群の利用程度とを、前記接続経路利用程度収集信号の転送された接続経路と、該接続経路の利用程度として付加した接続経路利用程度返送信号を、前記各接続経路利用程度収集信号に対応して生成し、前記共通線信号網を経由して前記発局に返送する接続経路利用程度返送手段と、前記着局から前記共通線信号網を経由して自局宛に返送された前記接続経路利用程度返送信号を受信した場合に、該各接続経路利用程度返送信号に含まれる前記接続経路の利用程度を所定の規約に基づき比較し、最も低い接続経路の利用程度を有する接続経路を最適接続経路と決定する最適接続経路決定手段と、前記最適接続経路決定手段が決定した最適接続経路により呼を設定する如く、各中継局に接続指示を与える呼設定指示信号を生成して送出する最適経路呼設定指示手段と、他局から前記呼設定指示信号を受信した場合に、該呼設定指示信号に含まれる自局に対する接続指示に従って呼設定を実行する呼設定手段とを設けることを特徴とする接続経路制御方式。
IPC (4件):
H04Q 3/64 ,  H04M 3/00 ,  H04M 7/00 ,  H04Q 3/545
FI (4件):
H04Q 3/64 ,  H04M 3/00 D ,  H04M 7/00 Z ,  H04Q 3/545

前のページに戻る