特許
J-GLOBAL ID:200903059090263218

燃料噴射装置の劣化診断装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-083600
公開番号(公開出願番号):特開平6-294347
出願日: 1993年04月09日
公開日(公表日): 1994年10月21日
要約:
【要約】【目的】オルタネータの駆動に影響されることなく燃料噴射装置の経時劣化を精度良く診断する。【構成】ECU71はアイドル回転数制御の際に求められるISC噴射量とオルタネータ69の駆動に要する発電用噴射量との差から補正後ISC噴射量を求める。ECU71はディーゼルエンジン3の慣らし運転完了後と判断したとき、非アイドル時に運転状態に応じて求められる噴射量を補正後ISC噴射量で補正することにより目標噴射量を決定する。又、ECU71は補正後ISC噴射量の大きさに基づき燃料噴射装置の経時劣化を診断する。従って、アイドル時にオルタネータ69が不用意に駆動されてたとしても、ディーゼルエンジン3の燃料噴射量はオルタネータ69の駆動に影響されることなく補正される。又、オルタネータ69による負荷分が除外されて燃料噴射装置の経時劣化が診断される。
請求項(抜粋):
所定レベル以上の燃料圧力を得て開弁され、内燃機関に燃料を噴射するための燃料噴射ノズルと、前記燃料噴射ノズルへ燃料を圧送するために駆動制御される燃料噴射ポンプとを備えた燃料噴射装置において、前記内燃機関の回転数を検出するための回転数検出手段と、前記回転数検出手段により検出される回転数が所定の目標回転数となるように制御噴射量を決定し、その制御噴射量に基づいて前記燃料噴射ポンプの駆動を帰還制御するための回転数帰還制御手段と、前記内燃機関を駆動源とするオルタネータの発電量を検出するための発電量検出手段と、前記発電量検出手段により検出される発電量に基づき、前記オルタネータの駆動に要した発電用噴射量を演算するための発電用噴射量演算手段と、前記回転数帰還制御手段により決定される前記制御噴射量から前記発電用噴射量演算手段により演算される発電用噴射量を差し引くことにより補正後制御噴射量を演算するための補正後制御噴射量演算手段と、前記補正後制御噴射量演算手段により演算される補正後制御噴射量に基づき、前記燃料噴射装置の経時劣化を診断するための経時劣化診断手段とを備えたことを特徴とする燃料噴射装置の劣化診断装置。
IPC (6件):
F02D 45/00 312 ,  F02B 77/08 ,  F02D 41/04 380 ,  F02D 41/40 ,  F02M 65/00 302 ,  G01M 15/00

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