特許
J-GLOBAL ID:200903059091132133

スプリングを備えた自己調整式メルトカッタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 谷 義一 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-519029
公開番号(公開出願番号):特表平8-507009
出願日: 1994年02月16日
公開日(公表日): 1996年07月30日
要約:
【要約】改良された回転式メルトカッタ(17)は、ポリマー(重合体)の溶融粘度や性質において幅広い変化に順応できるものであって、改良された回転式メルトカッタ(17)が、カッタ(17)における各々独立して連結された各ナイフ組立体(19)とともに動かされ、調圧されたスプリング機構(25)が利用されて提供される。ナイフブレード(10)、刃先(11)はポリマーの押出紐が押出される押出機の型面(13)からの隙間が零近傍に維持される。カッタ(17)は、隙間を零近傍に維持する手段として流体圧力を利用したものを除く同様な設計のカッタよりも中断および焼付きが少なく、より有効に働く。
請求項(抜粋):
押出機の型面における複数の孔から連続的に出てくる溶融した1本以上の押出し紐を連続して切断してペレットにし、回転する駆動軸によって駆動されるよう適合された改良された回転式カッタ装置であって、 回転する駆動軸に軸線上に整列して取り付けられ、該駆動軸に伴って回転し、該駆動軸の延長部として動作するヘッド部と、 該ヘッド部の連続した回転に伴って連続して回転するように該ヘッド部に取り付けられた複数のナイフ組立体であって、各ナイフ組立体が湾曲もしくは屈曲され第1および第2の端部を有する駆動ロッド部であって、該第1の端部が上記ヘッド部の軸線に関して半径方向に該ヘッド部に連結され、軸線の回りに第1の回転能力を有する駆動ロッド部と、制限されるが、しかし不拘束の軸線方向の第2の回転能力を有するように上記駆動ロッド部の第2の端部に軸線方向に整列し連結されたナイフ保持部であって、取付けられた細長い刃先を備えるナイフブレードを有するナイフ保持部とを備える複数のナイフ組立体と、を有し、 各ナイフ組立体との関連で独自に動作し、上記第1の回転能力によって許容され、各ナイフブレードの刃先と型面との間の隙間が、零近傍に維持される方向に回転運動を付勢すべく上記各ナイフ組立体ごとに1個設けられた複数のスプリング手段を備え、 上記第2の回転能力は上記型面に対しての上記ナイフブレードの刃先の付加的な適合性をもたらし、上記二つの回転能力の結果としてナイフブレードの動作が溶融した押出し紐の連続した円滑な切断および型面とナイフブレードの刃先の磨損を制限することができる回転式カッタ装置。

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