特許
J-GLOBAL ID:200903059091384523
自動方路選択装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
佐藤 幸男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-017544
公開番号(公開出願番号):特開平8-191328
出願日: 1995年01月09日
公開日(公表日): 1996年07月23日
要約:
【要約】【目的】 通信の頻繁な時間帯で通信の遅延が生じることを防止する。【構成】 パケット通信端末PTE1、PTE2には、優先度が設定されている。通信が頻繁に行われる繁忙時間帯では、優先度に応じて最短方路又は迂回方路が方路選択部4により選択される。即ち、優先度の高いパケットには、最短方路選択テーブル1に登録された最短の方路が優先的に選択されるが、優先度の低いパケットには、迂回方路選択テーブル2に登録された迂回方路が選択される。この結果、優先度の低いパケットが自動的に迂回させられ、優先度の高いパケットは優先度の低いパケットに妨げられずに最短方路を優先的に獲得することができる。また、通信がそれほど頻繁に行われない時間帯ではいずれの優先度のパケットであっても、最短方路を選択する。この結果、通信の繁忙時間帯外では、無用の迂回がさせられず、通信網の通信能力が有効に活用される。
請求項(抜粋):
送信局から受信局への距離が短い方路を順に登録し、通信の優先度が高いパケットに対し、最短の方路を順次優先的に選択するための最短方路選択テーブルと、通信の優先度が低いパケットの送信に際し、送信局から受信局への距離が短い方路を避け、これを迂回する方路を強制的に選択させるための迂回方路選択テーブルと、通信が頻繁に行われる所定の時間帯を登録する繁忙時間帯登録部と、当該繁忙時間帯登録部に登録された所定の時間帯にのみ、前記迂回方路選択テーブルにより通信の優先度が低いパケットを送信するための迂回方路を選択するとともに、前記最短方路選択テーブルにより通信の優先度が高いパケットを送信するための最短方路を順次選択し、前記所定の時間帯以外では、前記最短方路選択テーブルにより通信の優先度が高いパケットを送信するための最短方路を順次選択する方路選択部とを備えたことを特徴とする自動方路選択装置。
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