特許
J-GLOBAL ID:200903059091521334

分離板型遠心分離機及びその運転方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小原 肇
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-366573
公開番号(公開出願番号):特開2002-166198
出願日: 2000年12月01日
公開日(公表日): 2002年06月11日
要約:
【要約】【課題】 従来の回転体内の清浄油の一部を置換水で置換する場合には、置換水の供給側の圧力変動や配管内等の状態により必ずしも予め設定された水量が供給されるとは限らず、給水量が一定せず、多すぎたり少なすぎたりすることがある。また、同様のことが給水時間の設定ミス等の人為的な操作ミスがあって給水量が一定しないことがある。例えば、置換水の給水量が多すぎると分離室内の清浄油中に水分が混入し、その給油水量が少なすぎると分離水の排出時に清浄油を余計に排出し、清浄油の回収率が低下し回収油の損失が大きくなる。【解決手段】 本発明の分離板型遠心分離機の運転方法は、分離水Hを排出する側または被処理油を供給する側から置換水を供給する工程と、置換水の一部を第2の求心ポンプ26を介して被処理油側へ戻す工程と、被処理油側へ戻る置換水の圧力を圧力センサ34を介して検出する工程と、圧力センサ34の検出値に基づいて分離室17内への置換水の供給停止時期を検知する工程とを備えている。
請求項(抜粋):
上端が開口した回転胴と、この回転胴の上端開口に嵌着されて回転体を形成する回転体蓋と、この回転体蓋に対して隙間を介して配置された仕切板と、上記回転胴内に挿入された状態で上下に移動して上記回転体の側部に形成された排出口を開閉する主弁と、この主弁と上記仕切板間に形成された分離室内に上下に所定間隔を空けて積層された複数の分離板とを備え、原液給液管から上記分離室内に供給された被処理液を上記分離板を介して互いに比重の近い軽液と重液に遠心分離し、上記分離室内の軽液を第1の求心ポンプを介して外部へ排出する一方、上記分離室内の重液を上記排出口から間欠的に外部へ排出するに先立って置換水を上記分離室内に供給して上記分離室内の軽液の一部を上記置換水で置換して回収する分離板型遠心分離機において、上記回転体蓋と上記仕切板間の隙間を介してまたは上記原液給液管を介して上記回転体内へ上記置換水を供給するための配管を設けると共に上記回転体蓋と上記仕切板間の隙間を流れる上記置換水を排出する第2の求心ポンプ、または第2の求心ポンプ及びその下段に第2の求心ポンプの外径より小さな径を有する堰を設け、且つ、第2の求心ポンプと上記原液給液管を連通する連結管を設けると共に上記連結管から上記原液給液管内へ還流する置換水の圧力を検出する圧力センサを上記連結管に設け、上記圧力センサの検出値に基づいて上記置換水の供給停止時期を検知することを特徴とする分離板型遠心分離機。
IPC (2件):
B04B 1/08 ,  B04B 1/14
FI (2件):
B04B 1/08 ,  B04B 1/14 A
Fターム (13件):
4D057AA06 ,  4D057AB01 ,  4D057AB03 ,  4D057AC01 ,  4D057AC06 ,  4D057AD01 ,  4D057AE02 ,  4D057AF08 ,  4D057BA14 ,  4D057BC05 ,  4D057BC13 ,  4D057CA03 ,  4D057CB01
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平4-267954
  • 特開平3-135458
  • 特開昭62-171760

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