特許
J-GLOBAL ID:200903059092429237

低降伏比鋼材およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 道雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-071046
公開番号(公開出願番号):特開平10-265844
出願日: 1997年03月25日
公開日(公表日): 1998年10月06日
要約:
【要約】【課題】繰り返し塑性変形を受けても硬化せずに低YRを維持し、かつ良好な靭性を備える安価な建築用鋼材およびその製造方法の提供。【解決手段】重量%で、C:0.07〜0.18%、Si:0.6%以下、Mn:0.3〜2%、sol.Al:0.1%以下、Cu:0〜0.6%、Cr:0〜0.6%、Nb:0〜0.1%、Ti:0〜0.1%を含み、Nb+Tiが0.01〜0.1%である鋼をAr3 点を超える温度域で熱間圧延し、二相域780〜840°Cまで放冷し、同温度域から冷却速度5〜20°C/秒で制御冷却し、200〜500°Cの温度域で冷却を停止し放冷して、フェライト相とベイナイト相、またはフェライト相とベイナイト相とマルテンサイト相からなり、いずれの組織のフェライト粒径も5〜40μmとする低降伏比鋼材の製造方法および低降伏比鋼材。
請求項(抜粋):
重量パーセントで、C:0.07〜0.18%、Si:0.6%以下、Mn:0.3〜2%、sol.Al:0.1%以下、Cu:0〜0.6%、Cr:0〜0.6%、Nb:0〜0.1%およびTi:0〜0.1%を含み、かつNb+Tiが0.01〜0.1%である鋼の熱間圧延をAr3 点を超える温度で終了し、フェライト相とオーステナイト相の二相温度域780〜840°Cまで放冷し、同温度域から冷却速度5〜20°C/秒で200〜500°Cの温度域まで制御冷却し、その後放冷することを特徴とする、フェライト相およびベイナイト相、またはフェライト相、ベイナイト相およびマルテンサイト相からなり、そのフェライト粒の平均粒径がいずれの組織の場合も5〜40μmである低降伏比鋼材の製造方法。
IPC (3件):
C21D 8/02 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/28
FI (3件):
C21D 8/02 A ,  C22C 38/00 301 A ,  C22C 38/28

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