特許
J-GLOBAL ID:200903059097738050

電気自動車の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-073974
公開番号(公開出願番号):特開平5-284611
出願日: 1992年03月30日
公開日(公表日): 1993年10月29日
要約:
【要約】【目的】 弱め界磁制御実行中のシフトダウンのフィーリングを向上させる。【構成】 シフトダウン開始時点t1 と高速側ギア開放時点t2 の間に時間差を設ける。界磁分電流Idはシフトダウン開始と共に、増加を開始させ、トルク分電流Iqは高速側ギア開放と共に上昇させる。t1 〜t2 まではトルク分電流Iqを減少させ、モータトルクTをほぼ一定値とすると共に、時刻t2 からt3 まではモータトルクをほぼ最大値とし、モータ回転数を上昇させる。モータ回転数が上昇した時点t3 で低速側ギアを係合させ、さらに界磁分電流Idの減少を開始させるとともに、トルク分電流Iqを制御してモータトルクTを一定値に制御する。【効果】 高速側ギアが開放されてから低速側ギアが係合するまでの時間が短縮されるため、空走感、減速感が少なくなり、フィーリングが向上する。
請求項(抜粋):
駆動用モータと、駆動用モータの機械出力を変速して車輪側に出力する変速機と、駆動用モータを励磁電流を弱めた状態で駆動させる手段と、を搭載する電気自動車において、変速機をシフトダウンする際に、変速機の高速側ギアを開放するのに先立ち出力トルクを保持しつつ、駆動用モータの励磁電流の増加を開始させる手段と、変速機の高速側ギアの開放に応じトルク電流を増加させることにより駆動用モータの出力トルクを増加させ回転数を変速機の出力回転数に近接させた後に変速機の低速側ギアを係合させる手段と、を備えることを特徴とする制御装置。
IPC (3件):
B60L 15/20 ,  B60K 41/04 ,  B60L 9/18

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