特許
J-GLOBAL ID:200903059097833370
半透明性可変ガラスセラミック品およびその製造方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
柳田 征史 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-271287
公開番号(公開出願番号):特開平5-213629
出願日: 1992年10月09日
公開日(公表日): 1993年08月24日
要約:
【要約】【目的】 加熱による相転移の際の寸法変化が略ゼロとなるガラスセラミックを提供する。【構成】 酸化物を基準として重量比で表すと、64-70% SiO2 ,18-22% Al2 O3 ,3.3-4% Li2 O,2-5% ZnO,0-2% MgO,1.5-3.5% ZrO2 ,0.5-2.5% TiO2 ,3.5-4.5% ZrO2 +TiO2 ,0.5-1.5% As2 O5 ,0-0.5% SnO2 で略組成されている。透明領域から不透明領域まで互いに近接した可視光線透過領域を備え、前記透明領域では明澄、透明、略無色となり、略単一な結晶相としてβクォーツが充填され、また半透明-不透明領域では主結晶相としてβリシア輝石が含有され、前記充填βクォーツの熱転移の結果発生する亜鉛尖晶石も少量含有され、前記亜鉛尖晶石の量はβリシア輝石へと転移した前記充填βクォーツを補償する量であるため密度変化から見た寸法変化は略ゼロとなる。
請求項(抜粋):
酸化物を基準として重量比で表すと、64-70% SiO2 ,18-22% Al2 O3 ,3.3-4% Li2 O,2-5% ZnO,0-2% MgO,1.5-3.5% ZrO2 ,0.5-2.5% TiO2,3.5-4.5% ZrO2 +TiO2 ,0.5-1.5% As2 O5 ,0-0.5% SnO2 で略組成されたガラスセラミックであり、また透明から不透明までの範囲の可視光線透過特性を有する複数の領域を備えており、前記透明領域は明澄、透明、略無色であり、当該領域には略単一な結晶相としてβクォーツが充填されている、また半透明ー不透明領域には主結晶相としてβリシア輝石が含有されており、前記充填βクォーツの熱転移の結果発生する亜鉛尖晶石も少量含有されている、前記亜鉛尖晶石の量はβリシア輝石へと転移した前記充填βクォーツを補償する量であるため密度変化から見た寸法変化は略ゼロであることを特徴とするガラスセラミック。
IPC (3件):
C03C 10/04
, C03C 3/085
, C03C 4/10
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