特許
J-GLOBAL ID:200903059101241823

合成樹脂スラスト軸受

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高田 武志
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-323870
公開番号(公開出願番号):特開平8-159160
出願日: 1994年12月01日
公開日(公表日): 1996年06月18日
要約:
【要約】【目的】 弾性嵌着部、各重畳部及びピストンロッドとの間に常に適正な隙間を維持できる合成樹脂スラスト軸受を得る。【構成】 合成樹脂スラスト軸受Aは、合成樹脂下部軸受ケースBと合成樹脂上部軸受ケースCと上部及び下部軸受ケースC及びB間に配される合成樹脂軸受片Dとから構成されている。軸受ケースBは、基体部33と、円筒突出部40と、円筒係合突出部46とを備えており、上部軸受ケースCは、基体部53と、円筒垂下部57と、円筒係合垂下部61とを備えており、上部軸受ケースCは、係合面59及び60を係合面44及び45に弾性嵌着させ、円筒垂下部57を円筒突出部40の端部に対し径方向に重畳させて、下部軸受ケースBと相対回転可能に組合わされており、これら弾性嵌着部と重畳部とにラビリンス作用をなす密封部が形成されており、合成樹脂製軸受片Dの両端面71及び72は、その内径側から外径側にかけて環状凹部42及び63の截頭円錐面である底面47及び64と同傾斜の上り勾配をなす截頭円錐面に形成されている。
請求項(抜粋):
上部軸受基体部、該上部軸受基体部の環状内周側下面から垂下した円筒垂下部及び該円筒垂下部と協同して上部環状凹部を上部軸受基体部の下面側に画定するように、該上部軸受基体部の環状外周側下面から内周面に係合面をもって垂下した円筒係合垂下部を具備した合成樹脂製上部軸受ケースと、下部軸受基体部、該下部軸受基体部の環状内周面との間で該下部軸受基体部の上面に環状肩部を形成して該下部軸受基体部の上面から突出する円筒突出部及び該円筒突出部の外周面と協同して下部環状凹部を下部軸受基体部の上面側に画定するように、該下部軸受基体部の環状外周面から外周面に係合面をもって突出した円筒係合突出部を具備した合成樹脂製下部軸受ケースと、上部及び下部環状凹部に配される合成樹脂製軸受片とから成り、該上部軸受ケースは、円筒係合垂下部の係合面を下部軸受ケースの円筒係合突出部の係合面に弾性嵌着させ、円筒垂下部を下部軸受ケースの環状肩部に係合させると共に円筒垂下部の端部を円筒突出部の端部と径方向に重畳させて、当該弾性嵌着部及び重畳部にラビリンス作用による密封部を形成して該下部軸受ケースと組合わされており、該上部及び下部環状凹部の底面と当該底面と摺動自在に接する該軸受片の両端面とはそれぞれ、截頭円錐面に形成されていることを特徴とする合成樹脂スラスト軸受。
IPC (3件):
F16C 33/20 ,  F16C 17/10 ,  F16C 33/74
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開平3-028522
  • 特開平4-327023
  • 特開平3-028522
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