特許
J-GLOBAL ID:200903059109235881

特定方向からの力により剥離できる吸盤の構造

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-141817
公開番号(公開出願番号):特開2006-292159
出願日: 2005年04月12日
公開日(公表日): 2006年10月26日
要約:
【課題】特定方向から力を加えることで簡単に剥離できる着脱容易な吸盤を、一つの材質で一体成形可能とする構造とし、また使用器物に容易に接合して利用可能とする。【解決手段】吸盤本体の剥離部▲1▼から剥離羽▲2▼を吸盤接合基部▲5▼の高さまで伸ばし、器物に接合するための剥離羽基部▲3▼を設ける。これによりA方向から加えられる力には強い接着力を保ち続けるが、B方向から力が加えられた場合、器物に接合された剥離羽基部▲3▼に引く力が加わり、剥離羽▲2▼を通じて剥離部▲1▼を持ち上げ、吸着部▲6▼に空気を流入させることで、軽微な力で吸着力が解除される作用をもたらす。なお、吸着する際の吸盤面全体の変形により剥離部を持ち上げる力が作用しないよう、緩衝用間隙▲4▼により力を逃し、剥離羽基部▲3▼を吸盤接合基部▲5▼より数mm低くし剥離羽▲2▼及び剥離羽基部▲3▼にアソビをもたらすことにより、吸着力を阻害しないものとする。【選択図】図1
請求項(抜粋):
吸盤の剥離部を吸盤を使用する器物に接合し、吸着力を阻害することなく吸着でき、かつ器物に特定方向から軽微な力を与えることで離脱可能とする吸盤の構造
IPC (1件):
F16B 47/00
FI (2件):
F16B47/00 R ,  F16B47/00 M
Fターム (2件):
3J038AA02 ,  3J038CA04

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