特許
J-GLOBAL ID:200903059114729515

始動電動機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 梶原 辰也
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-348761
公開番号(公開出願番号):特開平9-170532
出願日: 1995年12月19日
公開日(公表日): 1997年06月30日
要約:
【要約】【課題】 フライホイール機能を有し始動後鉄損抑制可の始動電動機の提供。【解決手段】 始動電動機の回転子4は円筒のヨーク5内周に同極に着磁された複数個の永久磁石8と磁性材料からなる複数個の制御磁極9とが交互に固着されて構成され、ヨークのボス部材6でクランク軸2に連結される。ブラシレスモータ構造の固定子11は回転子4内でエンジンケース1に固定される。固定子11には切換スイッチを介して電源に接続された界磁制御コイル17が配設され切換スイッチは始動前後で正逆方向に通電させる。エンジン始動後に界磁制御コイル17にエンジン始動時と逆方向に通電されると、固定子コイル16の有効磁束が相殺され固定子11の鉄損が減少される。【効果】 エンジン始動後の鉄損が抑制されるため、エンジン負荷トルクが低減できる。回転子の慣性マスが大きいので、フライホイール効果が大きい。
請求項(抜粋):
エンジンのクランク軸に連結される回転子と、回転子の内側に配されて回転磁界を形成する固定子とを備えている始動電動機であって、前記回転子は円筒形状のヨーク内周に同極に着磁された複数個のマグネットと磁性材料からなる複数個の制御磁極とが交互に固定されて構成されており、前記固定子は前記マグネットおよび制御磁極に対向する突極を備えたコアと、前記突極に巻装され回転磁界を発生する固定子コイルと、前記制御磁極を前記回転子のヨークと前記制御と前記コアを通る磁路にて励磁する界磁制御コイルとを備えていることを特徴とする始動電動機。
IPC (3件):
F02N 11/00 ,  F02N 11/08 ,  F16F 15/30
FI (4件):
F02N 11/00 U ,  F02N 11/00 Z ,  F02N 11/08 V ,  F16F 15/30 Z

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