特許

J-GLOBAL ID：200903059115355465

直噴式内燃機関の吸気制御装置

発明者： 山口 浩一 ,  入矢 祐一 ,  土田 博文 ,  福田 隆
出願人/特許権者： 日産自動車株式会社
代理人 (1件)： 志賀 富士弥 (外3名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平11-228969
公開番号（公開出願番号）：特開2001-055925
出願日： 1999年08月13日
公開日（公表日）： 2001年02月27日
要約：

【要約】【課題】 各燃焼形態に応じて順タンブル流動を適切に調節し、各燃焼形態で安定した燃焼を実現する。【解決手段】 吸気ポート15を上側ポート部15aと下側ポート部15bに仕切る隔壁18と、燃焼室17内に生成される順タンブル流動(T1)を調節するように、上,下側ポート部15a,15Bを選択的に絞るタンブル制御弁19と、を有する。低負荷に対応する成層燃焼時には下側ポート部15bを絞るとともに、中負荷に対応する均質希薄燃焼時には上側ポート部15aを絞り、かつ、高負荷に対応する均質理論空燃比燃焼時には上,下側ポート部15a,15bのいずれも絞らない。

請求項（抜粋）：

各シリンダの燃焼室内に直接燃料を噴射する燃料噴射弁が吸気ポートの下側に配置され、かつ、機関の低負荷時に圧縮行程で燃料を噴射する成層燃焼と、中負荷時に吸気行程で燃料を噴射する均質希薄燃焼と、高負荷時に吸気行程で燃料を噴射する均質理論空燃比燃焼と、が行われる直噴式内燃機関において、吸気ポートを上側ポート部と下側ポート部に仕切る隔壁と、燃焼室内に生成される順タンブル流動を調節するように、上記上,下側ポート部を絞るタンブル制御弁と、少なくとも機関負荷に応じてタンブル制御弁を作動制御する制御手段と、を有し、主に成層燃焼時には下側ポート部を絞るとともに、主に均質希薄燃焼時には上側ポート部を絞り、かつ、主に均質理論空燃比燃焼時には上,下側ポート部のいずれも絞らないように設定したことを特徴とする直噴式内燃機関の吸気制御装置。