特許
J-GLOBAL ID:200903059116983273

回転電機の電機子コイル巻回方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松本 英俊 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-322146
公開番号(公開出願番号):特開平8-182236
出願日: 1994年12月26日
公開日(公表日): 1996年07月12日
要約:
【要約】【目的】各相のコイルが互いに並列接続される2つのコイルからなる多相の電機子コイルを能率よく巻回できる回転電機の電機子コイル巻回方法を提供する。【構成】第1のコイル及び第2のコイルからなるU相の電機子コイルを巻回する工程で、先ずU相の電機子コイルの中性点側の端部Ub を巻き始め端部として、所定のスロットをたどりながらU相に割り当てられた磁極部U4 ,U3 ,U2 ,U1 に順次単位コイルu4 ,u3 ,u2 ,u1 を巻回してU相の第1のコイルを非中性点側の端部Ua まで巻回した後、この第1のコイルを巻回する際にたどったスロットを逆にたどりながら順に単位コイルu1 ́〜u4 ́を巻回してU相の第2のコイルをその中性点側の端部Ub ́まで巻回する。他の相の電機子コイルも同様の方法により途中でコイル導体を切断することなく連続的に巻回する。
請求項(抜粋):
各相に割り当てられた磁極部を複数個ずつ有する多数の磁極部を周方向に間隔を開けて設けて、該多数の磁極部相互間にそれぞれ形成された溝をコイル導体挿入用のスロットとした電機子鉄心を用い、各相に割り当てられた複数の磁極部に順次単位コイルを巻回して各相の電機子コイルを構成する工程を繰り返すことにより、星形結線される多相の電機子コイルを巻回する回転電機の電機子コイル巻回方法であって、各相の電機子コイルは互いに並列に接続される第1のコイル及び第2のコイルにより構成するものとし、各相の電機子コイルを構成する工程では、各相の電機子コイルの中性点側の端部を巻き始め端部として、所定のスロットをたどりながら各相に割り当てられた複数の磁極部に順次単位コイルを巻回して各相の第1のコイルを非中性点側の端部まで巻回する工程を行った後、コイル導体を切断することなく該第1のコイルを巻回する際にたどったスロットを逆にたどりながら順次単位コイルを巻回して各相の第2のコイルをその中性点側の端部まで巻回する工程を行うことを特徴とする回転電機の電機子コイル巻回方法。

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