特許
J-GLOBAL ID:200903059117660907

脱硫脱硝用炭素材の再生賦活方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-332871
公開番号(公開出願番号):特開平6-178915
出願日: 1992年12月14日
公開日(公表日): 1994年06月28日
要約:
【要約】【目的】 脱硫脱硝用炭素材の効率よい再生賦活方法を提供すること。【構成】 SOx-NH3 化合物の吸着量の少ない炭素材を、上方から順に予熱部、再吸着部、加熱再生部及び冷却部で構成された再生塔に供給し、再吸着部において加熱再生部で発生したSOx及びNH3 を含有する脱着ガスと接触させ、SOx-NH3 化合物の吸着量を増大させたのち加熱再生部に供給するようにする。【効果】 ダストの含有量に比較してSOxの含有量の少ない排ガス処理に使用した炭素材の再生処理に当たり、効率よくNH3 を分解でき、炭素材の脱硝性能を高めることができる。
請求項(抜粋):
50ppm以下のSOx、SOx含有量nppmに対し(4×n)mg/Nm3 以上のダスト及びNOxを含む排ガスにNH3 を添加し脱硫脱硝塔内で炭素材と接触させて脱硫脱硝を行い、脱硫脱硝塔から抜き出した炭素材を再生賦活する方法において、ダスト及び炭素材1kg当たりSO2 に換算して20g未満のSOx-NH3 系化合物を吸着した炭素材を脱硫脱硝塔から抜き出し、主要部が上方から順に予熱部、再吸着部、加熱再生部及び冷却部で構成される再生塔に供給し、先ず予熱部において150〜200°Cに加熱し、150〜200°Cに保持された再吸着部を経て加熱再生部に移送し、最高温度が380〜550°Cとなるように加熱して再生したのち、冷却部を経て再生塔外へ抜き出し、脱硫脱硝塔へ供給して循環使用するようにし、一方前記加熱再生部で発生したSO2 及びNH3 を含有する脱着ガスは、加熱再生部内を上昇させ、再吸着部において炭素材へのSOx-NH3 系化合物の吸着量が炭素材1kg当たりSO2に換算して20g以上となるようにし、残部のSO2 を含む脱着ガスを再吸着部の上部から塔外に排出するようにしたことを特徴とする脱硫脱硝用炭素材の再生賦活方法。
IPC (6件):
B01D 53/36 101 ,  B01D 53/36 ZAB ,  B01D 53/34 ZAB ,  B01D 53/34 132 ,  B01J 21/18 ZAB ,  B01J 21/20 ZAB
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 特開平4-277005
  • 特開昭62-023440
  • 特開昭56-028642
審査官引用 (3件)
  • 特開平4-277005
  • 特開昭62-023440
  • 特開昭56-028642

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