特許
J-GLOBAL ID:200903059122564088

燃料噴射制御装置の異常判定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-337348
公開番号(公開出願番号):特開平9-177587
出願日: 1995年12月25日
公開日(公表日): 1997年07月08日
要約:
【要約】【課題】気筒毎に噴射量の補正量が異なっても、全ての気筒の噴射制御装置に関し高い精度で異常検出を行う。【解決手段】燃料噴射制御装置及びその異常判定装置は噴射ノズル4 、各種センサ35,73,74、中央処理装置(CPU) 及びバックアップRAM を備える。CPU はエンジン運転状態に応じた基本噴射量を算出するとともに、エンジン回転速度から気筒p毎の回転変動量と全気筒pの回転変動量の平均値とを求め、これらの偏差が小さくなるように基本噴射量を補正し、その量の燃料を各噴射ノズル4から噴射させる。CPU は各噴射ノズル4の使用初期段階において、気筒p毎の補正量を取り込んで初期データとしてバックアップRAM に記憶させる。CPU は補正量と対応する気筒pでの初期データとの偏差を求め、その偏差が予め定めた異常判定値よりも大きいと、その気筒pに対応する噴射系構成部品が異常であると判定する。
請求項(抜粋):
多気筒ディーゼル機関の気筒毎に設けられた複数の噴射ノズルと、前記ディーゼル機関の運転状態を検出する運転状態検出手段と、前記運転状態検出手段による機関運転状態に応じた基本噴射量を算出する基本噴射量算出手段と、前記各気筒での燃料の燃焼により変化する機関回転速度を検出する回転速度検出手段と、前記回転速度検出手段による機関回転速度に基づく気筒毎の回転変動量の偏差又は比が小さくなるように、前記基本噴射量算出手段による基本噴射量を補正する噴射量補正手段とを備え、前記噴射量補正手段による補正後の量の燃料を各噴射ノズルから噴射させるようにした燃料噴射制御装置に用いられるものであって、前記各噴射ノズルの使用初期段階において、前記噴射量補正手段による気筒毎の補正量を取り込み、初期データとして記憶手段に記憶させる初期データ取り込み手段と、前記噴射量補正手段による補正量と、前記記憶手段に記憶された対応する気筒での初期データとの偏差又は比を求め、その偏差又は比が予め定めた異常判定値よりも大きいと、その気筒の噴射制御装置が異常であると判定する異常判定手段とを設けた燃料噴射制御装置の異常判定装置。
IPC (6件):
F02D 41/22 380 ,  F02D 41/22 ,  F02D 41/40 ,  F02D 45/00 314 ,  F02D 45/00 330 ,  F02D 45/00 364
FI (6件):
F02D 41/22 380 M ,  F02D 41/22 380 J ,  F02D 41/40 N ,  F02D 45/00 314 A ,  F02D 45/00 330 ,  F02D 45/00 364 Q

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