特許
J-GLOBAL ID:200903059123143361

ピーニング装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鵜沼 辰之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-261193
公開番号(公開出願番号):特開平6-114735
出願日: 1992年09月30日
公開日(公表日): 1994年04月26日
要約:
【要約】【目的】 処理対象の接合部と液噴射ノズルとの距離を一定に保持させながらピーニング処理を行わせる。【構成】 曲面状の金属部材1と円筒状の金属部材14を一定の角度で接合してなる接合部3に、液体中にでノズル12から高圧液体13を噴出し、発生するキャビテーション気泡により接合部3の表面をピーニングする。その際、ノズル12の位置と姿勢を制御装置8によりノズル駆動装置15,16,25,26,27,28,29,30を介して調整する。制御装置8は、軸方向距離センサ20により測定されるノズル12から金属部材1の表面迄の距離と、軸径方向距離センサ19により測定されるノズル12から金属部材14の表面迄の距離に基づいて、ノズル12から接合部3の表面に至る距離Lを演算により求める。そして、距離Lを一定値に保持するように制御し、最も水撃圧力が高い渦糸キャビテーションの発生する位置を処理対象の接合部3に保持し、効果的なピーニング処理を行わせる。
請求項(抜粋):
平板を含む曲面状の第1の金属部材に対し円筒又は円柱状の第2の金属部材を一定の角度で接合してなる接合部を液体中に浸漬し、前記液体中に設置したノズルから高圧液体を噴出することによりキャビテーション気泡を発生させ、該キヤビテーション気泡を前記接合部の表面に衝突させて前記接合部の応力状態を改善するピーニング装置において、前記ノズルの位置と姿勢を調整するノズル駆動装置と、前記第2の金属部材の軸方向に沿って前記ノズルから前記第1の金属部材の表面に至る距離を測定する軸方向距離センサと、前記第2の金属部材の軸径方向に沿って前記ノズルから前記第2の金属部材の表面に至る距離を測定する軸径方向距離センサと、前記軸方向距離センサと軸径方向距離センサの出力に基づいて前記ノズルから前記接合部の表面に至る距離を演算により求め、該求めた距離を一定値に保持するように前記ノズル駆動装置を制御する制御装置とを備えてなることを特徴とするピーニング装置。
IPC (2件):
B24C 1/10 ,  C21D 7/06

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