特許
J-GLOBAL ID:200903059128715614

曲管の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 久保田 耕平 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-332919
公開番号(公開出願番号):特開平5-138759
出願日: 1991年11月22日
公開日(公表日): 1993年06月08日
要約:
【要約】【目的】 曲げ強度、弾性及び剛性が大幅に向上した、例えば自転車用返り付きハンドルバーのような、軸線方向に湾曲した種々の曲管を極めて効率よく製造することのできる曲管の製造方法を提供する。【構成】 円形状プリプレグ積層体110Cを、切れ目112が上に来るようにして下側成形型200Aの半円形状プリプレグ積層体110Aの内面に適合し、次いで、半円形状プリプレグ積層体110Bが形成された上側成形型200Bを下側成形型200Aに重ね合わせ、両成形型を固定する。次に、減圧処理しながら、内圧チューブを膨満させ、円形状プリプレグ積層体110C及び半円形状プリプレグ積層体110A、110Bを両成形型の成形面へと押圧しながら、各プリプレグを加熱硬化する。
請求項(抜粋):
(a)下側成形型と上側成形型とからなる半割りタイプの成形型を準備し、分離した下側成形型と上側成形型の成形面に離型処理を施す工程、(b)前記両成形型の各成形面にそれぞれ繊維強化プリプレグを所定枚数積層し、断面が半円形状のプリプレグ積層体を形成する工程、(c)一方、離型処理を施したマンドレルに繊維強化プリプレグを所定枚数巻き付けて積層し、断面が円形状のプリプレグ積層体を形成する工程、(d)次いで、前記マンドレルから前記円形状プリプレグ積層体を抜き取り、このプリプレグ積層体の長手方向に切れ目を入れる工程、(e)前記円形状プリプレグ積層体を、切れ目が上に来るようにして前記下側成形型の半円形状プリプレグ積層体の内面に適合して設置する工程、(f)前記円形状プリプレグ積層体の中心位置に、該プリプレグ積層体の長手方向に沿って、離型処理を施した内圧チューブを挿入配置する工程、(g)前記円形状プリプレグ積層体の切れ目を長手方向に沿って切れ目部を重ね合わせる工程、(h)前記上側成形型を、この上側成形型の半円形状プリプレグ積層体の内面が前記円形状プリプレグ積層体の外面に適合するようにして前記下側成形型に重ね合わせ、両成形型を固定する工程、(i)両成形型の成形面と半円形状プリプレグ積層体の外面との間、及び各プリプレグ間にボイドが発生するのを防止するべく減圧処理する工程、(j)同時に、前記内圧チューブ内を加圧し、この内圧チューブを膨満させ、円形状プリプレグ積層体及び半円形状プリプレグ積層体を両成形型の成形面へと押圧しながら、各プリプレグを加熱硬化する工程、を具備することを特徴とする曲管の製造方法。
IPC (4件):
B29D 23/22 ,  B29C 67/14 ,  B29K105:08 ,  B29L 31:00

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