特許
J-GLOBAL ID:200903059133055894

水素エンジンに対する水素ガス供給装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 原 謙三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-202522
公開番号(公開出願番号):特開平6-050214
出願日: 1992年07月29日
公開日(公表日): 1994年02月22日
要約:
【要約】【構成】 常温近傍の特定温度範囲で所定圧の水素を放出するMH合金タンク4に、エンジン1を冷却する冷却水を熱媒として循環させる。エンジン1からの冷却水温度が上記特定温度範囲を超えたとき、MH合金タンク4を通過した後の温度低下を生じた冷却水を、熱媒バイパス配管34を通して流入側にバイパスさせて混合し、これにより、MH合金タンク4への熱媒の流入温度を上記特定範囲内に維持する。【効果】 一種類のMH合金タンク4を備えるのみで始動時から走行時までの水素ガスの供給が可能であるので、従来の始動用と走行用との二種類のMH合金タンクを設けていた場合に比べ、始動性が向上し、燃費効率が向上する。
請求項(抜粋):
エンジンの運転に必要な所定圧の水素の放出が常温近傍の特定温度範囲で生じる水素吸蔵合金タンクと、エンジンを冷却する冷却水を水素吸蔵合金タンクに循環させる循環配管と、この循環配管を通して水素吸蔵合金タンクからエンジン側へと返流される冷却水を水素吸蔵合金タンクの流入側にバイパスさせる熱媒バイパス配管と、循環配管を通してエンジン側から水素吸蔵合金タンクに供給される冷却水温度が上記特定温度範囲を超えるとき、熱媒バイパス配管を通してのバイパス流をエンジン側からの冷却水に混合して水素吸蔵合金タンクへと流入させることにより、流入冷却水温度を上記特定温度範囲内に保持する温度調整手段とが設けられていることを特徴とする水素エンジンに対する水素ガス供給装置。
IPC (3件):
F02M 21/02 ,  B60K 15/06 ,  F02B 43/10
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平2-088401

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