特許
J-GLOBAL ID:200903059135538990

マイクロ波・ミリ波回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-345186
公開番号(公開出願番号):特開平11-355007
出願日: 1998年12月04日
公開日(公表日): 1999年12月24日
要約:
【要約】【課題】 動作領域に影響を与えずに、中間周波数の信号を十分に抑制する。【解決手段】 特性インピーダンスZ0の伝送路に接続されたDCカット用のキャパシタ1(容量値C1)の両端に、特性インピーダンスZ(Z>Z0)の伝送線路4及び7と、容量値C2(C2>C1)のキャパシタ5と、実抵抗6を直列接続した回路を接続する。DCを含めて比較的低い周波数は、キャパシタ1及びキャパシタ2で阻止される。中間の周波数(20〜40GHz)は、キャパシタ1では阻止となるが、キャパシタ5では通過となり、抵抗Rでダンピングされる。動作周波数(76GHz帯)は、キャパシタ1では通過となるが、これに並列接続された回路部分は伝送線路4、7が高インピーダンス線路なのでインダクタンスとして働いてこの周波数帯の信号は阻止され、この分岐回路が動作周波数に影響を及ぼすことはない。
請求項(抜粋):
ルート伝送線路の第1の接続点と第2の接続点の間に挿入するフィルタ回路において、前記第1の接続点と前記第2の接続点の間に、第1のキャパシタを接続するとともに、該第1のキャパシタと並列になるように前記第1の接続点と前記第2の接続点の間に、前記ルート伝送路の特性インピーダンスよりも大きい特性インピーダンスを有する第2の伝送路と、前記第1のキャパシタよりも大きいキャパシタンスを有する第2のキャパシタと、実抵抗と、前記ルート伝送路の特性インピーダンスよりも大きい特性インピーダンスを有する第3の伝送路とを直列接続した分岐回路を接続したことを特徴とするマイクロ波・ミリ波フィルタ回路。
IPC (3件):
H01P 1/20 ,  H03F 3/60 ,  H03H 7/06
FI (3件):
H01P 1/20 Z ,  H03F 3/60 ,  H03H 7/06
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平4-282908

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