特許
J-GLOBAL ID:200903059136422073

高周波集積回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 一雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-332719
公開番号(公開出願番号):特開平7-193465
出願日: 1993年12月27日
公開日(公表日): 1995年07月28日
要約:
【要約】【構成】 必要な利得と出力電力および歪特性を得るため、2段以上の継続接続を用いて、各段の出力電力Pi(i=1〜n、n≧2)と利得、段間の整合回路の損失を配分する高周波集積回路において、最終段以外の1つないしは2つ以上の段の能動素子の大きさを、歪特性を満たした上で所定の出力電力Pm(1≦m≦n-1)が得られる最小限の大きさWmに対してKm倍(但し、Kmは、上記Wmと、その次段の能動素子の歪特性を満たした上で所定の出力電力P(m+1)が得られる最小限の大きさW(m+1)との比Gmに対してKm=Gm/A、Aは所定の値)以上にする。【効果】 能動素子の大きさを、配分した出力電力に対応する必要最小限の大きさに対してKm倍あるいは2倍以上にすると、素子の出力インピーダンスが小さくなり、次段の能動素子の入力インピーダンスとの差が小さくなり、少ない素子数を段間整合を取ることができる。これにより、全体の面積を小さくでき、かつ整合回路の損失を小さくできる。
請求項(抜粋):
必要な利得と出力電力および歪特性を得るため、2段以上の縦続接続を用いて各段の出力電力Pi(i=1〜n、n≧2)と利得、段間の整合回路の損失を配分する高周波集積回路において、最終段以外の1つないしは2つ以上の段の能動素子の大きさを、歪特性を満たす最小限の大きさであり、かつ、所定の出力電力Pm(1≦m≦n-1)が得られる最小限の大きさWmに対してKm倍(但し、Kmは、上記Wmと、その次段の能動素子の歪特性を満たす最小限の大きさであり、かつ、所定の出力電力P(m+1)が得られる最小限の大きさW(m+1)との比Gmに対してKm=Gm/A;Aは所定の値)以上にすることを特徴とする高周波集積回路。

前のページに戻る