特許
J-GLOBAL ID:200903059141732935

スピンドルモータ用ロータフレームの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 滝本 智之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-114535
公開番号(公開出願番号):特開平9-308153
出願日: 1996年05月09日
公開日(公表日): 1997年11月28日
要約:
【要約】【課題】 光ディスクや磁気ディスクなどの記録部材を回転駆動するスピンドルモータのターンテーブル部品とロータマグネットフレーム部品を、高精度・高剛性で、かつ、高能率生産するための、1枚プレート部材からの共加工による製造方法を提供する。【解決手段】 1枚プレート部材を中空円筒体に形成する工程で、端壁部と円筒部の接合部の端壁部側に、環状の突出形状を形成した後、その環状突出形状を外周方向に絞り倒す加工をすることで、円筒部より大径のターンテーブル部を形成してターンテーブル部品とロータマグネツトフレーム部品を一体とするプレス加エを主体とした製造方法。
請求項(抜粋):
1枚のプレート部材より形成され、光ディスクや磁気ディスク(メディア)のメディアセンター孔を調芯ガイドするメディアガイド部が形成された端壁部と、メディアの側面を受け回転させるターンテーブル部が形成され端壁部と円筒部とに接した環状突出部と、ロータマグネットを装着すべく内周面を有した円筒部を備えた中空円筒体であって、端壁部には、中心部に回転シャフトを固定する孔を有した天面部と天面部とは特定角度勾配で接したメディア調芯ガイド面とを有して中空円筒体の外側に向けて突出形成されたメディアガイド部と、そのメディア調芯ガイド面とはプレート部材板厚以下の半径の丸みをもって接し外周方向に広がる端壁基準面と、その端壁基準面と同一もしくは段差をもって接し中心軸と垂直で外周方向に広がるターンテーブル面を有する環状突出部が形成されており、その環状突出部は、ターンテーブル面と、そのターンテーブルの端部がプレート部材板厚と同等あるいはそれ以下の半径の丸みで軸方向に折り返されターンテーブル裏面を形成して円筒部と接しており、その円筒部は、プレート部材板厚と同等あるいはそれ以下の中心半径での丸みをもってターンテーブル裏面と接しターンテーブル裏面とは直角方向で位置しており内周面にロータマグネットを装着するための円筒形状に形成されたスピンドルモータ用ロータフレームを製造する方法であって、1枚のプレート部材に打ち抜きから絞りおよびしごきなどを施して端壁部のメディア調芯ガイド部とロータマグネットを装着する円筒部を有する中空円筒体を形成する工程において、その端壁部と円筒部が接するかど部形状が円筒部の外周部とプレート部材板厚と同等あるいはそれ以上の中心半径の丸みをもって内側に180度の角度で折り返されさらに端壁基準面と直角方向に接する環状突出形状を有した中間体を形成し、その中間体の環状突出部をその後の工程において外周方向に絞り加工を施して中心軸と垂直な平面とすることにより円筒部外周径より大径でメディアの受け面となる環状の平面を有したターンテーブル部を形成することにより、メディアガイド部とターンテーブル部およびロータマグネットフレーム部を一体形成することを特徴としたスピンドルモー夕用ロータフレームの製造方法。
IPC (4件):
H02K 1/27 502 ,  G11B 19/20 ,  H02K 5/04 ,  H02K 15/02
FI (4件):
H02K 1/27 502 Z ,  G11B 19/20 D ,  H02K 5/04 ,  H02K 15/02 H

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