特許
J-GLOBAL ID:200903059141868535

多次元空間からそれより低い次元の空間にデータを射影するとともに該データに対して認知的分析を行うための方法、コンピュータプログラム、並びにコンピュータ可読手段

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 清原 義博
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-516175
公開番号(公開出願番号):特表2009-514048
出願日: 2004年06月22日
公開日(公表日): 2009年04月02日
要約:
多次元空間に属する情報データを、より低い次元の空間に射影するためのアルゴリズム、前記アルゴリズムに基づいて多次元情報データの認知的分析を行うための方法、及び記録可能なサポートに記憶された前記アルゴリズムを備えるプログラムである。多次元空間に属する情報データをより低い次元に射影するためのアルゴリズムは以下の段階からなる。所定数の変数を備える記録形態内にN次元データのデータベースを用意する段階と、前記データベースの各記録間の距離を計算するメトリック関数を定義する段階と、前記メトリック関数を定義する段階で定義された前記メトリック関数によって前記データベースの各記録間の距離マトリックスを計算する段階と、n-1次元空間を定義し、該n-1次元空間内で、各記録に対して、n-1座標を用いて定義づけを行う段階と、進化的アルゴリズムを用いて、前記n-1次元空間内の各記録の前記n-1座標を計算する段階と、前記n-1次元空間上で、前記記録の最適射影として、前記射影を定義付ける段階と、前記射影において、前記n-1次元空間内の点の前記距離マトリックスが、n次元空間内で計算された点の距離マトリックスと最も適合し或いはn次元空間内で計算された点の距離マトリックスとの差異が最小限化する射影を前記n-1次元空間への前記点の最適射影として定義する段階である。前記方法及びプログラムは前記アルゴリズムを適用する。
請求項(抜粋):
多次元空間に属する情報データを、より少ない次元に射影するアルゴリズムであって、 該アルゴリズムは、所定数の変数を備える記録形態内にN次元データのデータベースを用意する段階と、 前記データベースの各記録間の距離を計算するメトリック関数を定義する段階と、 前記メトリック関数を定義する段階で定義された前記メトリック関数によって前記データベースの各記録間の距離マトリックスを計算する段階と、 n-1次元空間を定義し、該n-1次元空間内で、各記録に対して、n-1座標を用いて定義づけを行う段階と、 進化的アルゴリズムを用いて、前記n-1次元空間内の各記録の前記n-1座標を計算する段階と、 前記n-1次元空間上で、前記記録の最適射影として、前記射影を定義付ける段階と、 前記射影において、前記n-1次元空間内の点の前記距離マトリックスが、n次元空間内で計算された点の距離マトリックスと最も適合し或いはn次元空間内で計算された点の距離マトリックスとの差異が最小限化する射影を前記n-1次元空間への前記点の最適射影として定義する段階からなることを特徴とするアルゴリズム。
IPC (1件):
G06N 3/00
FI (2件):
G06N3/00 550C ,  G06N3/00 560A
引用文献:
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