特許
J-GLOBAL ID:200903059143117766

多色グラビア印刷機のタテ見当初期プリセットシステム

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-246389
公開番号(公開出願番号):特開平7-068746
出願日: 1993年09月07日
公開日(公表日): 1995年03月14日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 同じ版胴をウエブパスの異なる他のグラビア印刷機で使用するときにも同じデータを呼び出して演算して実行することが可能となる。【構成】 各版胴の回転位相を同一に保持する構造を有し、固定パス長さLfと、版胴径により変化するパス長さLc を求める演算式とにウエブパスを区分し予め入力して、版胴の回転位相の基準(版胴キー)から図柄の基準(クロスマーク)までの正転方向の周面上での距離である各版胴のマーク位置Mn を入力し、タテ見当補正量Kn+1 =C-{(Lf +Lc -Mn +Mn+1 )%C}を演算して(%は余りの演算子)、Kn+1 /2をレジスタロール位置のプリセット設定値として出力して、印刷機制御装置を介してレジスタロールの駆動および位置制御を実行して、タテ見当初期プリセットを行なわせるとともに、これらの版胴周長、マーク位置およびプリセット設定値を呼出し可能に記憶する。
請求項(抜粋):
複数の印刷ユニットに装着された各版胴と、前記各版胴に対向して接離可能に配設された各圧胴と、これらの各版胴・圧胴の対の間に各ウエブパスを形成して配設された多数のガイドローラと、前記各ウエブパスの途中で前後のガイドロールとの間のウエブパスを略平行に形成して配設された各レジスタロールと、これらの各レジスタロールの位置を前記平行方向に移動可能とする駆動部と、前記各レジスタロールの位置検出を行なう検出器と、前記各レジスタロールの駆動および位置制御を行なう印刷機制御装置と、印刷開始時の初期見当合せを行なうための入力部、演算部および記憶部を有したプリセット装置と、を具備してなる多色グラビア印刷機のタテ見当初期プリセットシステムにおいて、前記各版胴の回転位相を同一に保持して装着し連結する版胴駆動部を備え、前記各版胴・圧胴間のレジスタロールが基準位置にあるときのウエブパスを、固定パス長さLf (mm)と、版胴径により変化するパス長さLc (mm)を求める演算式と、に区分して予め入力させた前記プリセット装置に、前記各版胴の基準位相から正転方向の周面上におけるマーク位置M1 、M2 、...Mn 、...(mm)および版胴周長C(mm)を入力して、タテ見当補正量Kn+1 (mm)=C-{(Lf +Lc -Mn +Mn+1 )%C}( ここで、 %は余りを求める演算子である。)の演算をすることにより、n+1 色目の版胴の初期見当合せを行なうタテ見当補正量Kn+1 (mm)を求め、Kn+1 /2(mm)をレジスタロール位置のプリセット設定値として出力して、前記印刷機制御装置を介してレジスタロールの駆動および位置制御を行なわせるとともに、版胴周長、マーク位置およびプリセット設定値を呼出し可能に記憶させることを特徴とする多色グラビア印刷機のタテ見当初期プリセットシステム。
IPC (2件):
B41F 33/14 ,  B41F 13/12
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 見当プリセツト方法及び装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-334266   出願人:大日本印刷株式会社
  • 特開昭56-030863
  • 特開昭62-130854
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審査官引用 (2件)

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