特許
J-GLOBAL ID:200903059152238622

渦流式エアノズル

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 竹本 松司 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-267949
公開番号(公開出願番号):特開2001-089943
出願日: 1999年09月22日
公開日(公表日): 2001年04月03日
要約:
【要約】【課題】 簡単に取り付けられ且つ人工糸接ぎ可能なメリットを有し、各種の精紡機或いは自動シリンダマシンに配置するのに適した渦流式エアノズルの提供。【解決手段】 本発明の渦流式エアノズルは精紡機の給糸装置と巻取り装置の間の糸走行経路に取り付けられ、このエアノズルが、気体渦流の原理を利用し、噴射方式で糸外部に対する包囲を進行して糸表面の毛羽を気流作用により糸条に貼り付けさせ、有効に毛羽指数を20%以上下げ、糸強度を5%以上増加する。
請求項(抜粋):
精紡機の給糸装置と巻取り装置の間の糸走行経路に設けられ、渦流気体を発生して糸が通過する時に糸の外部に対する気流による包囲を進行する渦流式エアノズルにおいて、該渦流式エアノズルが中空管状体とされ、入気端と出気端を具えた管体と、該管体内部の複数の渦形羽根及び管体管壁に軸向に設けられた糸接ぎ溝とで組成され、該管体は、この管体の上端の一側に管壁に対して垂直に外向きに突出するノズルを具備し、該ノズルは気圧管と連接されて入気端を形成し、管体の底端面は開放状の開口とされて出糸口とされ、この出糸口は並びに気圧排出口とされ、管体の上端面は封閉面とされ、この封閉面の中心位置に、管体内に向けて軸方向に適宜長さの管柱が延伸され、該管柱の中央孔が下向きに徐々に縮小されてラッパ状の軸心とされ該軸心が該渦流式エアノズルの給糸口を形成し、各一つの渦形羽根は、管体内部において管柱の下半部の外周に設けられ、管柱を軸として傾斜角度を以て等距離に配置され、各一つの渦形羽根の内側が管柱の外管壁に一体に連接され、各一つの渦形羽根の外側が管体の内壁面に一体に連接され、気圧管が給気する時、気圧がノズルより管体内部に導入され、各一つの渦形羽根の間を通過しさらに管体の中空内部を通り底端の出糸口より排出され、管体内部で螺旋状の渦形風圧を形成し、該糸接ぎ溝は管体の管壁に設けられ、ラッパ状の上記軸心より管柱の管壁、封閉面を通り管体の管壁に至る間隙状の空間が形成され、前記糸を管体外部よりこの糸接ぎ溝を通過させて迅速に軸心内に置くことができ、精紡機の糸接ぎ操作を行えることを特徴とする、渦流式エアノズル。
Fターム (3件):
4L056AA19 ,  4L056BD12 ,  4L056BD87

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