特許
J-GLOBAL ID:200903059153860106

ジヤイロ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後藤 洋介 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-222340
公開番号(公開出願番号):特開平5-040040
出願日: 1991年08月08日
公開日(公表日): 1993年02月19日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 応答性が速く検出感度が大きく,高精度ジャイロ装置を提供する。【構成】 ジャイロ装置は,圧電振動ジャイロ素子を含む。この圧電振動ジャイロ素子は,圧電セラミックス柱1の外周面を8等分する位置に長さ方向と平行な帯状電極91〜98を形成し,外周方向で一つおきにアース端子用電極91,93,95,97とし,残りの電極の互いに隣接するもの同志を駆動電極部96,98及び検出電極部92,94とした構成である。駆動回路は,加算回路3,発振回路2とを備え,駆動電極部96,98に接続され圧電振動ジャイロ素子を駆動する。検出回路は,差動増幅器5と加算回路3に接続された同期検波回路6と直流増幅回路7とを備え,検出電極92,94に接続され,圧電振動ジャイロ素子に加わる回転角速度を検出する。
請求項(抜粋):
圧電セラミックス柱の外周面を8等分する位置に長さ方向と平行な帯状電極を形成し,該8個の帯状電極を外周方向で一つおきにアース端子とし,残りの電極の互いに隣接するもの同志を駆動電極部及び検出電極部とした圧電振動ジャイロ素子を含むジャイロ装置であって,前記駆動電極部に接続され前記圧電振動ジャイロ素子を駆動する駆動回路と,前記検出電極に接続され,前記圧電振動ジャイロ素子に加わる回転角速度を検出する検出回路と,前記駆動電極部と前記駆動回路との接続部に設けられた第1のスイッチと,前記検出電極部と前記検出回路との接続部に設けられた第2のスイッチと,前記残りの電極のうち前記圧電セラミックス柱の断面の中心を介して互いに対向する一対の電極に,第3のスイッチを介して接続される第1の差動増幅器と,前記残りの電極のうち前記一対の電極を結ぶ線に交差するように対向する他の一対の電極に,第4のスイッチを介して接続される第2の差動増幅器とを備えたことを特徴とするジャイロ装置。

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