特許
J-GLOBAL ID:200903059157970178

温度センサ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 工業技術院計量研究所長
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-074309
公開番号(公開出願番号):特開平7-260594
出願日: 1994年03月18日
公開日(公表日): 1995年10月13日
要約:
【要約】【目的】 磁場の影響を受け難く、静磁場および変動磁場下で高精度の温度測定を期せる温度センサを提供する。【構成】 磁界方向Hに平行な第1導電体1a及び磁界方向Hに直交する第2導電体1bからなる第1センサ部1と、磁界方向Hに平行な第3導電体2aおよび磁界方向Hに直交する第4導電体2bからなる第2センサ部2とを用い、均一磁場内で第1,第3導電体1a,2aに生ずる抵抗変化と第2,第4導電体1b,2bに生ずる抵抗変化とを略々等しく設定しておき、第1,第4導電体1a,2bと第2,第3導電体1b,2a間に電流を流した際に、第1電位検出部1cと第2電位検出部2cに生ずる電位差から当該センサの実効抵抗を求め、環境温度を知る。
請求項(抜粋):
略々均一な磁場内に配置されて、巨視的な電流の流路が磁界の向きに対して一定方向に定まる第1導電体と、該第1導電体とは異なる向きに巨視的な電流の流路を有する第2導電体と、を第1電位検出部を介して接合すると共に、磁場内で第1導電体に生ずる抵抗変化と第2導電体に生ずる抵抗変化とが等しくなるように各抵抗値を設定した第1センサ部と、上記第1センサ部と同じ磁場内に配置されて、巨視的な電流の流路と抵抗値を上記第1導電体と略々同一条件に設定した第3導電体と、巨視的な電流の流路と抵抗値を上記第2導電体と略々同一条件に設定した第4導電体と、を第2電位検出部を介して接合してなる第2センサ部と、上記第1センサ部および第2センサ部を熱接触させることで、略々均一な温度にする熱結合手段と、を備え、上記第1センサ部の第1導電体と第2センサ部の第4導電体を接合した第1給電点と、上記第1センサ部の第2導電体と第2センサ部の第3導電体とを接合した第2給電点と、を介して第1センサ部および第2センサ部に給電した際に、上記第1センサ部の第1電位検出部と上記第2センサ部の第2電位検出部より得た電圧に基づいて、当該磁場の環境温度を測定するようにしたことを特徴とする温度センサ。
IPC (2件):
G01K 7/18 ,  G01R 27/02

前のページに戻る