特許
J-GLOBAL ID:200903059161084280

衛星搭載用測位システムフイルタリセツト方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-263546
公開番号(公開出願番号):特開平5-099684
出願日: 1991年10月11日
公開日(公表日): 1993年04月23日
要約:
【要約】【目的】人工衛星に搭載するGPS受信機等から得られる情報でフィルタ推定を行なう際に、この推定が発散しないようにする。【構成】人工衛星8に搭載されたGPS受信機2はアンテナ3よりNAVSTAR4,5,6,7から発信される電波を受信し、自己とNAVSTARとの擬似距離やその変化率を計算する。GPS受信機2で計測されたデータは、測位演算計算機1に送られ、一点測位及びフィルタにより自己位置の測位を行なう。この時、本リセット方式を採用することにより、フィルタの推定計算を正常に作動させ、更に精度指標となるものを出力させる。その結果得られる測位結果は測位結果利用機器9に出力される。【効果】フィルタの軌道推定結果が、発散しないようなシステムを構築することが可能となる。また、推定結果の確からしさを知る方法が無かったフィルタ推定に推定値の確からしさを示す値を出力させることが可能となる。
請求項(抜粋):
衛星搭載用の測位システムにGPSを用いた一点測位方式とフィルタリセット方式の推定結果が発散しないように、フィルタの計算に使用する誤差共分散の値を変化させるような方式を採用する測位システムにおいて、前記測位システムのフィルタ方式の中で推定を行う際に使用する誤差共分散・システム雑音共分散等の値をオンバード上で一定時間おきに自動的にリセット処理を行う測位システムと、前記測位システムにフィルタ方式と一点測位方式の二つの方式が搭載されていることから、一点測位方式の出力結果である位置情報とその精度の確からしさを幾何学的配置から求めるGDOP等精度の指標となる値を用いて、その時のおおよその位置を予想してその範囲に入っていない場合に、その時の推定が正確に行なわれていないと判断して、フィルタ方式の中で推定を行なう際に使用する誤差共分散・システム雑音共分散等の値をオンボード上で自動的にリセットする機能を備えることを特徴とする測位システムフィルタリセット方式。
IPC (3件):
G01C 21/24 ,  B64G 1/36 ,  G01S 5/14

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