特許
J-GLOBAL ID:200903059161539465
リッジフィルタの設計方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
青山 葆 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-006562
公開番号(公開出願番号):特開2001-194499
出願日: 2000年01月14日
公開日(公表日): 2001年07月19日
要約:
【要約】【課題】 均一なSOBPを実現するリッジフィルタを迅速に設計する方法を提供する。【解決手段】 粒子線の進行距離と線量との関係を表すブラッグ曲線を用いて粒子線が透過する透過部の高さと幅とを調整し、透過後の線量が進行距離の所定の範囲において所望の値で一様なSOBPを実現するリッジフィルタの設計方法であって、モンテカルロ計算により、粒子線の第1のブラッグ曲線を取得するステップと、第1のブラッグ曲線をn回(n:自然数)平行移動することにより、n本の第2のブラッグ曲線を取得するステップと、SOBPの所望の値と、第1のブラッグ曲線と、第2のブラッグ曲線とに基づいて第1のブラッグ曲線と第2のブラッグ曲線の各々とにかける重みを計算するステップであって、重みをかけた第1のブラッグ曲線と第2のブラッグ曲線の各々とを重ね合わせると、所望の値のSOBPが得られるよう重みを計算するステップと、重みに基づいて透過部の幅を決定するステップとからなる、リッジフィルタ設計方法。
請求項(抜粋):
粒子線の進行距離と線量との関係を表すブラッグ曲線を用いて前記粒子線が透過する透過部の高さと幅とを調整し、透過後の前記線量が前記進行距離の所定の範囲において所望の値で一様なSOBPを実現するリッジフィルタの設計方法であって、モンテカルロ計算により、前記粒子線の第1のブラッグ曲線を取得するステップと、前記第1のブラッグ曲線をn回(n:自然数)平行移動することにより、n本の第2のブラッグ曲線を取得するステップと、前記SOBPの前記所望の値と、前記第1のブラッグ曲線と、前記第2のブラッグ曲線とに基づいて前記第1のブラッグ曲線と前記第2のブラッグ曲線の各々とにかける重みを計算するステップであって、前記重みをかけた前記第1のブラッグ曲線と前記第2のブラッグ曲線の各々とを重ね合わせると、前記所望の値の前記SOBPが得られるよう重みを計算するステップと、前記重みに基づいて前記透過部の幅を決定するステップと、からなる、リッジフィルタ設計方法。
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