特許
J-GLOBAL ID:200903059165367677

配電系統における負荷融通方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森田 雄一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-093310
公開番号(公開出願番号):特開平11-289662
出願日: 1998年04月06日
公開日(公表日): 1999年10月19日
要約:
【要約】【課題】 玉突融通におけるプラグラムの作成や修正を容易化し、大規模な被融通区間にも対応可能とする。【解決手段】 配電系統の構成、供給電力の被融通区間、各負荷容量及び各電源並びに電源容量が与えられたときに、被融通区間への再送電を行うために開閉手段の入切により各負荷に対する電源フィーダを決定し、被融通区間以外から被融通区間へ電力を融通する負荷融通方法であって、被融通区間の負荷量総和が隣接電源群の供給予備力総和を上回る場合に、前記隣接電源群に隣接する別の隣接電源群から順次、電力を供給する玉突融通方法に関する。エキスパートシステムにより、オブジェクト知識表現とそれを用いた探索手法で一段または二段の玉突融通方法を決定する。その後、遺伝的アルゴリズムを用いて実際の融通計算を実行し、最適な負荷融通形態を決定する。
請求項(抜粋):
配電系統の構成、供給電力の被融通区間、各負荷容量及び各電源並びに電源容量が与えられたときに、被融通区間への再送電を行うために開閉手段の入切により各負荷に対する電源フィーダを決定し、被融通区間以外から被融通区間へ電力を融通する負荷融通方法であって、被融通区間の負荷量総和が隣接電源群の供給予備力総和を上回る場合に、前記隣接電源群に隣接する別の隣接電源群から順次、電力を供給する玉突融通方法において、配電系統を構成するノードをオブジェクト知識を用いて表現し、被融通区間内の1つのノードから全方向に探索を行って被融通区間の負荷量総和及び第1隣接電源群を検出し、被融通区間の負荷量総和と第1隣接電源群の供給予備力総和とを比較して玉突融通の要否を判定し、玉突融通が必要と判定された場合は第1隣接電源群のうち供給予備力が最も小さい電源から玉突対象電源とし、この玉突対象電源に隣接する第2隣接電源の中で供給予備力が最も大きい電源を第1の玉突電源として探索し、前記第1隣接電源群の供給予備力総和と第1の玉突電源の供給予備力との和と、被融通区間の負荷量総和とを比較して一段玉突融通の可否を判定し、一段玉突融通が可能と判定された場合に、各隣接電源を連系する開閉手段及びフィーダ上の開閉手段の開閉状態を決定し、前記一段玉突融通が不可能と判定された場合に、前記第1の玉突電源に隣接する第3隣接電源の中で供給予備力が最も大きい電源を第2の玉突電源として探索し、前記第1隣接電源群の供給予備力総和と第1及び第2の玉突電源の供給予備力との和と、被融通区間の負荷量総和とを比較して二段玉突融通の可否を判定し、二段玉突融通が可能と判定された場合に、各隣接電源を連系する開閉手段及びフィーダ上の開閉手段の開閉状態を決定することを特徴とする配電系統における負荷融通方法。
IPC (2件):
H02J 3/00 ,  H02J 3/04
FI (2件):
H02J 3/00 K ,  H02J 3/04 C

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