特許
J-GLOBAL ID:200903059174952426

置換ベンゾイミダゾールおよびそのPARP阻害剤としての使用

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢野 敏雄 (外4名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-585221
公開番号(公開出願番号):特表2002-531442
出願日: 1999年11月23日
公開日(公表日): 2002年09月24日
要約:
【要約】本発明は一般式(Ia)または(Ib):【化1】[式中、R1およびR4は水素または決められた置換基であり、Aは1または2個の窒素原子を含有する4〜8員の飽和またはモノ不飽和の複素環であり、この場合に付加的になお1個の酸素原子または硫黄原子が組み込まれていてもよい]の化合物に関する。前記環は更に置換されていてもよい。本発明は更に前記化合物の互変異性体形、可能な鏡像異性体形およびジアステレオマー形、その前駆薬剤、ならびに可能な生理的に認容性の塩に関する。本発明は更にPARPの病理的に増加した活性が生じる病気を治療するための前記化合物の使用に関する。
請求項(抜粋):
一般式IaまたはIb 【化1】[式中、R1は水素、枝分れおよび非枝分れC1〜C6アルキルを意味し、その際アルキル基のC原子はなおOR5(ここでR5は水素またはC1〜C4アルキルを意味する)を有することができるかまたは連鎖中のC原子は=O基または基NR8R9を有することができ、ここでR8およびR9は互いに独立に水素またはC1〜C4アルキルを意味し、およびNR8R9は一緒に4〜8個の環原子を有する環状アミンであってもよく、その際R8ないしはR9中のC-鎖またはNR8R9により形成される環はなお基R6を有することができ、基R6はR2とは独立にR2と同じ意味を採ることができおよびR4は水素、枝分れおよび非枝分れC1〜C6アルキル、塩素、臭素、フッ素、ニトロ、シアノ、NR8R9、NH-CO-R10、OR8を意味し、ここでR8およびR9は互いに独立に水素またはC1〜C4アルキルを意味し、およびNR8R9は一緒に4〜8個の環原子を有する環状アミンであってもよく、その際環はなお1つの基(枝分れおよび非枝分れC1〜C6アルキル、C3〜C7シクロアルク-C1〜C4アルキル、CO-R41、COOR41およびフェニル)を有することができ、R10は水素、C1〜C4アルキルまたはフェニルを意味することができおよびR41はR21と同じ意味を有することができ、Aは1個または2個の窒素原子を含有する飽和またはモノ不飽和の複素環式4〜8員環を意味し、その際付加的になお、置換基R2およびR3により置換されている酸素原子または硫黄原子が組込まれていてもよく、ここでR2は水素、なおR23で置換されていてもよくおよび連鎖のC原子は=O基を有することができる枝分れおよび非枝分れC1〜C8アルキル、C3〜C7シクロアルク-C1〜C4アルキル、-CO-(NH)0.1-R21、COOR21およびフェニルを意味することができ、ここでR21は水素、枝分れおよび非枝分れC1〜C6アルキル、C3〜C7シクロアルク-C1〜C4アルキル、フェン-C1〜C4アルキル、C3〜C7シクロアルキルおよびフェニルを意味することができ、各基はなお(CH2)02-R23を有することができ、およびその都度フェニル環はそれ自体としてなお1個、2個または3個の次の基:塩素、フッ素、臭素、ヨウ素、枝分れおよび非枝分れC1〜C4アルキル、ニトロ、CF3、シアノ、-(CH2)02-NR24R25、NH-CO-R10、OR10、COOR10、SO2-C1〜C4アルキル、SO2Ph、SO2NH、NHSO2C1〜C4アルキル、NHSO2PhおよびCF3で置換されていてもよく、ここでR24およびR25は互いに独立に水素またはC1〜C4アルキルを意味し、およびNR24R25は一緒に4〜8個の環原子を有する環状アミンであってもよく、その際環はなお基、枝分れおよび非枝分れC1〜C6アルキル、C3〜C7シクロアルク-C1〜C4アルキル、CO-R22、COOR22(R22は水素、枝分れおよび非枝分れC1〜C6アルキル、C3〜C7シクロアルク-C1〜C4アルキル、フェン-C1〜C4アルキル、C3〜C7シクロアルキルおよびフェニルである)およびフェニルを有することができ、およびR10は水素、C1〜C4アルキルまたはフェニルを意味し、およびR23はNR26R27を意味し、ここでR26およびR27は水素、C1〜C6アルキル、C0〜C4アルキル-フェニル(その際フェニル環はなお3個までの基Cl、F、Br、I、C1〜C4アルキル、CF3、CN、SO2-C1〜C4アルキル、SO2-フェニル、NO2、NH2、 NHCO-C1〜C4アルキル、NHCO-フェニル、OH、O-C1〜C4アルキル、O-C1〜C4アルキル-フェニルで置換されていてもよい)を意味し、およびNR26R27は3〜8個の構成員を有する環状アミンを表すことができ、その際付加的になおO、NおよびSのような他のヘテロ原子が含有されていてもよく、および環はなお基R28で置換されていてもよく、ここでR28はC1〜C4アルキルおよびC1〜C4アルキル-フェニルであってもよく、R3は水素、枝分れおよび非枝分れC1〜C8アルキル、場合によりC1〜C6アルキルにより置換されたC3〜C7シクロアルク-C1〜C4アルキル、場合によりC1〜C6アルキルにより置換されたC3〜C7シクロアルキル、その際基のC原子はなおフェニル環を有することができ、フェニル環はそれ自体としてなお1個、2個または3個の次の基:塩素、フッ素、臭素、ヨウ素、枝分れおよび非枝分れC1〜C4アルキル、ニトロ、CF3、シアノ、(CH2)02-NR32R33、NH-CO-R10、OR10、COOR10、SO2-C1〜C4アルキル、SO2Ph、CH3、SO2NH、NHSO2-C1〜C4アルキル、NHSO2PhおよびCF3で置換されていてもよく、ここでR32およびR33は互いに独立に水素またはC1〜C4アルキルを意味し、およびNR32R33は一緒に4〜8個の環原子を有する環状アミンであってもよく、その際環はなお基、枝分れおよび非枝分れC1〜C6アルキル、C3〜C7シクロアルク-C1〜C4アルキル、CO-R31、COOR31およびフェニルを有することができ、およびR10は水素、C1〜C4アルキルまたはフェニルを意味し、およびR31はR21と同じ意味を有することができる]の化合物、ならびにその互変異性体形、可能な鏡像異性体形およびジアステレオマー形、その前駆薬剤、ならびに可能な生理的に認容性の塩。
IPC (20件):
C07D401/04 ,  A61K 31/454 ,  A61K 31/496 ,  A61P 3/12 ,  A61P 9/00 ,  A61P 9/10 ,  A61P 13/12 ,  A61P 17/02 ,  A61P 25/08 ,  A61P 25/14 ,  A61P 25/16 ,  A61P 25/28 ,  A61P 29/00 ,  A61P 31/04 ,  A61P 35/00 ,  A61P 43/00 111 ,  C07D235/30 ,  C07D401/14 ,  C07D403/04 ,  C07M 7:00
FI (20件):
C07D401/04 ,  A61K 31/454 ,  A61K 31/496 ,  A61P 3/12 ,  A61P 9/00 ,  A61P 9/10 ,  A61P 13/12 ,  A61P 17/02 ,  A61P 25/08 ,  A61P 25/14 ,  A61P 25/16 ,  A61P 25/28 ,  A61P 29/00 ,  A61P 31/04 ,  A61P 35/00 ,  A61P 43/00 111 ,  C07D235/30 ,  C07D401/14 ,  C07D403/04 ,  C07M 7:00
Fターム (15件):
4C063AA01 ,  4C063AA03 ,  4C063BB01 ,  4C063BB02 ,  4C063BB04 ,  4C063CC26 ,  4C063DD10 ,  4C063DD34 ,  4C063EE01 ,  4C086AA01 ,  4C086AA02 ,  4C086AA03 ,  4C086BC21 ,  4C086BC39 ,  4C086BC50

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