特許
J-GLOBAL ID:200903059175751548

内燃機関のバルブタイミング変更装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-058010
公開番号(公開出願番号):特開平9-250310
出願日: 1996年03月14日
公開日(公表日): 1997年09月22日
要約:
【要約】【課題】 部品点数を削減し、組付作業時における作業効率を向上させることができる内燃機関のバルブタイミング変更装置を提供する。【解決手段】 位相変更機構11は、ハウジング28とその内部に設けられたベーン29とを有する。カムシャフト12の外周に設けられたドリブンギヤ22にハウジング28を一体回転可能に固定する。ベーン29の内部に貫通孔42を形成する。貫通孔42内に、ロックピン43を配設するとともに、同ピン43をドリブンギヤ22側に向けて付勢するスプリング48を配設する。ドリブンギヤ22の側面にロックピン43が嵌入する係止穴49を形成する。ベーン29の側面に環状溝51を形成し、同溝51を連通溝52により貫通孔42内部と連通する。ベーン29及びハウジング28の側面を覆うカバー38に、環状溝51と外部とを連通する空気孔38aを形成する。
請求項(抜粋):
同一の回転軸心回りに回転可能であり、一方が他方の内部側に配設された第1回転体及び第2回転体と、前記第1回転体に一体回転可能に固定され前記両回転体の側部を覆うカバーと、前記両回転体の内外周部に形成された凹、凸部、及び前記カバーによって区画形成された圧力室と、前記圧力室に対して所定圧力の流体を供給するための流体供給手段とを備え、内燃機関のクランクシャフト、及び同機関のバルブを開閉駆動するためのカムシャフトのうち一方が前記第1回転体に駆動連結されるとともに、前記両シャフトのうち他方が第2回転体に駆動連結され、前記流体供給手段により圧力室に供給される流体の圧力によって前記両回転体を相対回転させることにより、前記クランクシャフトに対するカムシャフトの回転位相を変更してバルブの開閉タイミングを変更することが可能であり、前記第1回転体に前記回転軸心の方向に延びる挿通孔が形成されるとともに、第2回転体に係止部が形成され、前記挿通孔内に配置された可動部材を前記回転軸心方向に移動させて、同部材を前記係止部にて係止し前記両回転体の相対回転を規制することにより、クランクシャフトに対するカムシャフトの回転位相を所定の位相に保持するようにした内燃機関のバルブタイミング変更装置において、前記第1回転体とカバーとの接触面との間に、前記回転軸心の周方向に延び前記挿通孔と通じる連通空間を形成するとともに、前記カバーには前記連通空間に開口し同空間とカバー外部とを連通する空気孔を形成したことを特徴とする内燃機関のバルブタイミング変更装置。
IPC (4件):
F01L 1/34 ,  F02D 11/06 ,  F02D 11/10 ,  F02D 13/02
FI (4件):
F01L 1/34 E ,  F02D 11/06 A ,  F02D 11/10 E ,  F02D 13/02 G

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