特許
J-GLOBAL ID:200903059179319586

軽量気泡コンクリートの耐久性診断方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鴨田 朝雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-354701
公開番号(公開出願番号):特開2000-180437
出願日: 1998年12月14日
公開日(公表日): 2000年06月30日
要約:
【要約】【課題】 非常に簡便で迅速な方法により、ALCの耐久性を診断する方法を提供する。【解決手段】 ALCの炭酸化度を測定し、この炭酸化度が50%以上であるALCは、耐久性が劣化したと診断する。ここで、炭酸化度は次の手順により得る。すなわち、当該ALCの全カルシウム分を定量するために、全酸化カルシウム含有量(重量%)を測定する化学分析を行う。該化学分析は、例えば、ICP-AES(誘導結合プラズマ原子分光分析)を行う。また、当該ALCの炭酸カルシウム分を定量するために、炭酸ガス含有量(重量%)を測定する熱分析を行う。該熱分析は、例えば、DTA-TG(示差熱分析における重量分析)により測定される600°C〜800°Cの範囲内に加熱されているときの減少重量から、炭酸ガス含有量(重量%)を算出する。そして、炭酸化度(%)は、(炭酸ガス含有量×56/44)/(全酸化カルシウム含有量)×100なる式で得る。
請求項(抜粋):
軽量気泡コンクリートの全酸化カルシウム含有量(重量%)および炭酸ガス含有量(重量%)を測定し、(炭酸ガス含有量×56/44)/(全酸化カルシウム含有量)×100なる式で得られる炭酸化度(%)が50%以上である軽量気泡コンクリートは、耐久性が劣化したと診断する軽量気泡コンクリートの耐久性診断方法。

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