特許
J-GLOBAL ID:200903059180815287

自動薬物注射装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 八木田 茂 (外2名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-518883
公開番号(公開出願番号):特表平9-507416
出願日: 1995年01月16日
公開日(公表日): 1997年07月29日
要約:
【要約】注射装置は、管状の本体(1)及び、管状の壁(2)と、プランジャー(3)と、針(5)と、プランジャー棒(4)から成る薬物タンクから構成されている。第1ばね(7)が本体(1)の内側表面部分と同様に、プランジャー棒(4)に接続する部分(6)に支持されて圧縮され、針(5)が伸びる方向に働く。第2ばね(10)は第1ばねと反対の方向に働き、注射装置本体の内側部分とリング(8)に支持して圧縮される。第2ばね(10)は、第1ばね(7)より大きい力を有する。針(5)を収容する方向にタンクに移動させる摺動可能なリング(8)は可動なアバットメント(16)によって止められ得る。第2ばね(10)を解放して針を収容するために、前記部分(6)は可動アバットメント(16)と共働する。
請求項(抜粋):
使用者が握るための管状の本体(1、101)及び、注射される薬物が収容する一つまたはそれ以上のチャンバーを備え、本体の軸方向の管状の壁(2、102)と、前記管状の壁の一端を閉じ、液体が通る空洞針(5、105)があるもう一端の方向に移動可能で、あるシールを形成するプランジャー(3、103)と、プランジャー棒(4、104)を備えたタンク及び、注射装置の自動的な作動に必要なエネルギーを蓄える/備える二つの圧縮されるばね(7、10、107、110)から成り、第1ばね(7、107)はプランジャー棒(4、104)を少なくとも部分的に囲んで、一端が注射装置本体の内側表面部分を、もう一端がタンクのプランジャー棒(4、104)に接続されているピース(6、106)に支持して圧縮され、この第1ばね(7、107)は針(5、105)を刺す方向へ加圧し、第2ばね(10、110)は第1ばね(7、107)と反対方向に加圧しており、少なくとも部分的にタンクの管状の壁(2、102)を囲み、一端が注射装置本体(1、101)の内側の表面の部分に、もう一端がリング(8、108)に配置され、そのリングはタンクの外側の表面に沿って摺動するように配置され、針の収納方向にタンクを一緒に移動させる事ができ、停止状態で注射装置本体の内側方向へ弾性的に圧力が加えられる、少なくとも一つの可動なアバットメントを備える手段で移動が妨げられ得、それに対して、リングは停止状態の時、リングはアバットメントに接する、その際、第2圧縮ばね(10、110)によって加圧される力は第1ばね(7、107)によって加圧される力より大きく、そこではピース(6、106)がタンクのプランジャー棒に接続されており、プランジャーストロークの最後で、第1ばね(7、107)が働き、リングの抑止手段に共動して、第2ばね(10、110)を解放してタンクを上昇させ、針を注射装置本体(1、101)の中へ収納させることを特徴としている、液体状の薬物の自動注射装置。

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