特許
J-GLOBAL ID:200903059190577546

フッ素含有廃水の処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-075237
公開番号(公開出願番号):特開平10-263532
出願日: 1997年03月27日
公開日(公表日): 1998年10月06日
要約:
【要約】【課題】副生成するフッ化カルシウムの固液分離を容易にするとともに、処理により生成する汚泥を取り扱いの容易な中性汚泥とする。【解決手段】Ca固定槽15においてフッ素を吸着した水酸化アルミニウムにカルシウム塩とマグネシウム塩を添加してフッ素をフッ化カルシウムに固定し、Al溶解槽16において水酸化アルミニウムをアルミン酸イオンとして溶解させ、同時に生成させた水酸化マグネシウムを第2凝集槽17においてフッ化カルシウムの凝集助剤とし、第2沈降槽18でフッ化カルシウムと水酸化マグネシウムを容易に固液分離させた後、Mg溶解槽19で中性とし、水酸化マグネシウムをマグネシウムイオンとして溶解させ、固液分離機構20でマグネシウムイオン溶液とフッ化カルシウムを固液分離し、フッ化カルシウムを中性の汚泥として回収する。
請求項(抜粋):
廃水中に含まれるフッ素を水酸化アルミニウムに吸着させることによって処理した後、フッ素を吸着した前記水酸化アルミニウムのスラリーにカルシウムを作用させフッ化カルシウムを生成させることによって吸着フッ素を脱着し、前記水酸化アルミニウムをアルカリ性でアルミン酸イオンとして溶解し、前記フッ化カルシウムを固液分離し、該アルミン酸溶液を中性として水酸化アルミニウムを再生させフッ素吸着に繰り返し使用するフッ素含有廃水の処理方法において、前記水酸化アルミニウムのスラリーにマグネシウム塩を添加し、該マグネシウム塩をアルカリ性で水酸化マグネシウムとして析出させ、前記フッ化カルシウムを固液分離する際、所望のフッ化カルシウムの沈降性が得られるように、前記水酸化マグネシウムを凝集助剤として利用し該フッ化カルシウムを沈降分離することを特徴とするフッ素含有廃水の処理方法。
IPC (4件):
C02F 1/28 ZAB ,  B01D 15/00 ,  B01J 20/08 ,  C02F 1/58 ZAB
FI (5件):
C02F 1/28 ZAB L ,  B01D 15/00 P ,  B01D 15/00 G ,  B01J 20/08 A ,  C02F 1/58 ZAB M

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