特許
J-GLOBAL ID:200903059204443777

超音波プローブ用バルーン装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 影井 俊次
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-339165
公開番号(公開出願番号):特開平7-155326
出願日: 1993年12月06日
公開日(公表日): 1995年06月20日
要約:
【要約】【目的】 バルーン本体に超音波伝播媒体を封入した時に、内部に空気が混入するのを防止するために、空気排出通路を設けなくとも、円滑にその排出できるようにする。【構成】 可撓膜体11の両端部に弾性リング12,13を連設することによりバルーン本体10が構成され、これら弾性リング12,13を凹溝3,4に嵌合させることにより装着される。基端側の凹溝3と超音波振動子2の配設位置との間に超音波伝播媒体を供給する流体通路5の通じる流体供給口5aが開口している。一方、先端側の凹溝4を構成する突条4aを一部切り欠いて、この凹溝4の溝底の部分から先端部に至る外気への排出通路14を形成している。常時においては凹溝4に装着される弾性リング13により閉鎖されているが、手指等でこの弾性リング13を浮かせるように押し出すと、排出通路14が開いて、可撓膜体11の内外を連通させることができる。
請求項(抜粋):
体腔内に挿入される挿入部の先端に、超音波振動子を設けた先端部本体を連設し、この先端部本体に可撓膜体を備えたバルーン本体を装着して、この可撓膜体の装着部内の部位に超音波伝播媒体を供給する流体供給部を設け、この流体供給部から超音波伝播媒体を可撓膜体内に供給して膨出させるものにおいて、前記先端部本体に前記バルーン本体の内外を連通・遮断する開閉弁部を設けて、流体供給部からバルーン本体内に超音波伝播媒体を導入する際に、この開閉弁部を開放することによって、バルーン本体内の空気を外部に排出可能な構成としたことを特徴とする超音波プローブ用バルーン装置。

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