特許

J-GLOBAL ID：200903059223169783

光触媒機能を有する吸音用繊維構造体

発明者： 稲垣 健治 ,  稲垣 由江 ,  吉田 誠 ,  山崎 康行
出願人/特許権者： 帝人株式会社
代理人 (1件)： 前田 純博
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2000-097985
公開番号（公開出願番号）：特開2001-288663
出願日： 2000年03月31日
公開日（公表日）： 2001年10月19日
要約：

【要約】【課題】 各種悪臭に対する消臭耐久性の優れ、更にNOx、SOxといった排気ガスをも分解・消臭が可能である上、光触媒の機能の一つである防汚機能をも有する吸音用繊維構造体を提供すること。【解決手段】 捲縮短繊維と、該捲縮短繊維を構成するポリマーよりも40°C以上低い融点を有するポリマーが熱融着成分としてその表面に配された熱接着性複合短繊維とが、重量比率で90/10〜50/50となるように混綿され、該熱接着性複合短繊維同士が交差した状態で熱融着された固着点及び該熱接着性複合短繊維と該捲縮短繊維とが交差した状態で熱融着された固着点とが散在してなる繊維構造体であって、該繊維構造体の平均密度が0.02〜0.20g/cm3の範囲にあり、且つ該繊維構造体を構成する短繊維には、被膜形成剤で被覆された光触媒が固着されている。

請求項（抜粋）：

捲縮短繊維と、該捲縮短繊維を構成するポリマーよりも40°C以上低い融点を有するポリマーが熱融着成分としてその表面に配された熱接着性複合短繊維とが、重量比率で90/10〜50/50となるように混綿され、該熱接着性複合短繊維同士が交差した状態で熱融着された固着点及び該熱接着性複合短繊維と該捲縮短繊維とが交差した状態で熱融着された固着点とが散在してなる繊維構造体であって、該繊維構造体の平均密度が0.02〜0.20g/cm3の範囲にあり、且つ該繊維構造体を構成する短繊維には、被膜形成剤で被覆された光触媒が固着されていることを特徴とする光触媒機能を有する吸音用繊維構造体。

IPC (3件)：

D04H 1/54 ,  E04B 1/82 ,  G10K 11/162

FI (3件)：

D04H 1/54 A ,  E04B 1/82 G ,  G10K 11/16 A

Fターム (19件)：

2E001DF04 ,  2E001DH21 ,  2E001FA30 ,  2E001HD11 ,  2E001JD02 ,  2E001JD04 ,  4L047AA27 ,  4L047AB02 ,  4L047BA08 ,  4L047CB03 ,  4L047CC09 ,  4L047CC10 ,  4L047DA00 ,  5D061AA06 ,  5D061AA22 ,  5D061BB21 ,  5D061BB37 ,  5D061DD03 ,  5D061DD11