特許
J-GLOBAL ID:200903059233902306

騒音制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-236041
公開番号(公開出願番号):特開平5-073070
出願日: 1991年09月17日
公開日(公表日): 1993年03月26日
要約:
【要約】【目的】 小空間に侵入する外部騒音環境における能動的騒音制御を用いた騒音制御装置に関するもので、騒音制御を最適な利得状態に制御するための手段としてA/D変換器、D/A変換器を用いる場合にその入力を制御する利得制御器をその分解能にあわせてシステムの状態を検知し入出力の利得を調整するファジィ推論機能を持った騒音消去装置を提案する【構成】 騒音信号は利得制御器5を介してA/D変換器10により適応フィルタ4の信号入力へ入力され、誤差信号は利得制御器7を介してA/D変換器11により適応フィルタ4の誤差入力に入力される。適応フィルタ4はこの誤差入力に入力される誤差信号が減少するように係数を更新し、騒音信号をフィルタリングする。一方、騒音信号は演算器8を介して推論部14に入力され、誤差信号は演算部9を介して入力される。推論部14は、A/D変換器10,11およびD/A変換器12のダイナミックレンジに適合するように利得制御器5,6,7の利得を制御する。
請求項(抜粋):
騒音を検出する騒音検出器と、前記騒音検出器により検出された信号レベルを制御する第1の利得制御器と、前記第1の利得制御器の出力をアナログデジタル変換する第1のA/D変換器と、前記第1のA/D変換器の出力の周波数成分を制御する適応フィルタと、前記適応フィルタの出力をデジタルアナログ変換するD/A変換器と、前記D/A変換器の出力のレベルを制御する第2の利得制御器と、前記第2の利得制御器の出力を電気音響変換する電気音響変換器と、前記電気音響変換器の出力により前記騒音が抑圧される領域に設置された誤差検出器と、前記誤差検出器の出力のレベルを制御する第3の利得制御器と、前記第3の利得制御器の出力をアナログデジタル変換し、前記適応フィルタの特性を制御する第2のA/D変換器と、前記第1,第2,第3の利得制御器の利得を制御する推論部とを具備し、前記推論部が前記騒音検出器の出力に応じて第1の利得制御器の利得を制御する第1の制御手段と、前記誤差検出器の出力に応じて第2の利得制御器の利得を制御する第2の制御手段と、前記騒音検出器および誤差検出器の出力より第3の利得制御器の利得を制御する第3の制御手段を有する騒音制御装置。
IPC (2件):
G10K 11/16 ,  G06F 9/44 330

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