特許
J-GLOBAL ID:200903059234284568

ラジアルタイヤの成形法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宮本 泰一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-287392
公開番号(公開出願番号):特開平7-117151
出願日: 1993年10月21日
公開日(公表日): 1995年05月09日
要約:
【要約】【目的】 第1成形体内側に具備する内部ステッチャーローラを外部ステッチャーローラの動きに連動させて押圧箇所を相互に対応させることにより外部ステッチャーローラの押圧力によるカーカスプライの配列の乱れを防止すると共に、ショルダー部,バットレス部の肩落ち現象の発生を防止する。【構成】 回転式の成形ドラム1上でカーカスプライ5、サイドウォール部6を積層し、これを成形ドラム1を拡経してトロイダル形状とした第1成形体を形成し、更にその外面部にベルトプライ8、トレッド部9を積層し、次いで該トレッド部9の外表面から外部ステッチャーローラ11を押圧貼着して未加硫タイヤ10を形成する方法において、第1成形体内側に内部ステッチャーローラ11′を外部ステッチャーローラ11に連動させて表・裏面同一箇所を凹凸なく押圧してカーカスプライ5の乱れを防止するタイヤ成形法。
請求項(抜粋):
ラジアルタイヤの回転成形ドラム上で該ドラムの軸線方向に平行またはほぼ平行に配列されたタイヤコードを未加硫ゴムで被覆してなるカーカスプライを巻きつけ該ドラムを回転させて円筒状に形成し、該カーカスプライ幅方向両端部の所定位置にビード部材を設置後該両端部を折返し、折返し部の外面をサイドウォール部ゴムで覆うと共に、上記成形ドラム内腔空気室に圧力空気を導入し、これを拡径してトロイダル形状とした第1成形体を形成し、更に該第1成形体のカーカスプライのクラウン部外面中央周上にベルトプライおよびトレッド部ゴムを貼り付けて積層させ、次いで外部ステッチャーローラにより該トレッド部の外面クラウンセンター両側から少なくともショルダー部領域までのタイヤ幅方向にわたって成形ドラムを回転させながら押圧貼付成形するラジアルタイヤの成形方法において、上記外部ステッチャーローラに連動させて該第1成形体の内側に具備する内部ステッチャーローラを、該外部ステッチャーローラの押圧箇所に相当する第1成形体の裏面箇所で、外部ステッチャーローラの押圧力に対抗するようにその裏面を押圧せしめることを特徴とするラジアルタイヤの成形法。

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