特許
J-GLOBAL ID:200903059236852636

熱現像感光材料

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 淳 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-209845
公開番号(公開出願番号):特開平11-038571
出願日: 1997年07月17日
公開日(公表日): 1999年02月12日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 発色性に優れ、かつ簡易な熱現像処理による撮影用感光材料、さらには鮮鋭性に優れた熱現像感光材料を提供する。【解決手段】 支持体上に、少なくとも感光性ハロゲン化銀粒子、発色現像主薬、カプラーおよびバインダーを含有する感光性層を少なくとも1層有する熱現像感光材料において、前記発色現像主薬の少なくとも1種が下記一般式(1)または(2)で表される化合物であり、かつ前記カプラーの少なくとも1種が下記一般式(A)または(B)で表される化合物である。
請求項(抜粋):
支持体上に、少なくとも感光性ハロゲン化銀粒子、発色現像主薬、カプラーおよびバインダーを含有する感光性層を少なくとも1層有する熱現像感光材料において、前記発色現像主薬の少なくとも1種が下記一般式(1)または(2)で表される化合物であり、かつ前記カプラーの少なくとも1種が下記一般式(A)または(B)で表される化合物であることを特徴とする熱現像感光材料。【化1】(式中、R<SB>1 </SB>〜R<SB>4 </SB>は、水素原子又は置換基を表す。Aは、水酸基又は置換アミノ基を表す。Xは、-CO-、-SO-、-SO<SB>2 </SB>-及び-PO<から選択される2価以上の連結基を表す。Yは2価の連結基を表す。Zは求核性基であって、本化合物が酸化された際に、Xを攻撃可能な基を表す。R<SB>1 </SB>とR<SB>2 </SB>とは、互いに結合して環を形成していてもよい。R<SB>3 </SB>とR<SB>4 </SB>とは、互いに結合して環を形成していてもよい。)【化2】(式中、R<SB>1 </SB>〜R<SB>4 </SB>は、水素原子又は置換基を表す。Aは、水酸基又は置換アミノ基を表す。Xは、-CO-、-SO-、-SO<SB>2 </SB>-及び-PO<から選択される2価以上の連結基を表す。Y<SB>k </SB>及びZ<SB>k </SB>は、窒素原子又は-CR<SB>5 </SB>=(R<SB>5</SB>は、水素原子又は置換基を表す。)で表される基を表す。kは、0以上の整数を表す。Pは、プロトン解離性基又はカチオンとなり得る基を表し、該一般式(2)で表される化合物とハロゲン化銀との酸化還元反応により生じた酸化体がカプラーとカップリングした後、Pからの電子移動を引き金とする、N-X結合の切断及びカプラーのカップリング部位に結合した置換基の脱離により色素を形成する機能を有する。R<SB>1 </SB>とR<SB>2 </SB>とは、互いに結合して環を形成していてもよい。R<SB>3 </SB>とR<SB>4 </SB>とは、互いに結合して環を形成していてもよく、Y<SB>k </SB>、Z<SB>k </SB>及びPから選択される少なくとも2種の原子又は置換基は、互いに結合して環を形成していてもよい。)【化3】(式中、Zは、C-Nと共にヘテロ原子が窒素原子であるアゾール環を形成するのに必要な非金属原子群を表し、該アゾール環は、置換基(縮合環を含む)を有していてもよい。R<SB>1 </SB>およびR<SB>2 </SB>はそれぞれハメットの置換基定数σρ値が0.30以上の電子吸引性基を表す。Xは水素原子または発色現像主薬の酸化体とカップリング反応して離脱する基を表す。)【化4】(式中、R<SB>1 </SB>は水素原子または置換基を表し、Zは、C-Nと共に窒素原子を2〜4個含む5員のアゾール環を形成するのに必要な非金属原子群を表し、該アゾール環は、置換基(縮合環を含む)を有していてもよい。Xは水素原子または発色現像主薬の酸化体とのカップリング反応により離脱可能にする基を表す。)
IPC (5件):
G03C 8/40 503 ,  G03C 8/40 505 ,  G03C 1/42 ,  G03C 7/392 ,  G03C 7/413
FI (5件):
G03C 8/40 503 ,  G03C 8/40 505 ,  G03C 1/42 ,  G03C 7/392 Z ,  G03C 7/413

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