特許
J-GLOBAL ID:200903059238283566

地球観測方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高田 守 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-224081
公開番号(公開出願番号):特開平5-061963
出願日: 1991年09月04日
公開日(公表日): 1993年03月12日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 地球表面の観測特に移動物体の観測を広範囲にかつ高分解能に実施ししかも雨や雲の存在する場合も可能とする地球観測方法を得る。【構成】 人工衛星2に広域型光学カメラ3および広域型合成開口レーダ4を、別の人工衛星に高分解能光学カメラ12と高分解能合成開口レーダ14を搭載し広域型センサ3、4によって地表面の移動物体を見い出しそれを高分解能センサ12、14で部分的に拡大した画像を取得する。【効果】 地球面の移動物体を広範囲にしかも雲や雨が存在しても高分解能の画像を効率よく取得できる。
請求項(抜粋):
人工衛星に光学カメラと合成開口レーダを搭載し、地球表面の映像を取得、地上に伝送し、地上において映像を再生することによって地球表面の画像を得る地球観測装置において、広域型光学カメラ及び広域型合成開口レーダと、高分解能光学カメラ及び高分解能合成開口レーダと、それらの画像データを伝送する画像データ伝送装置と、上記高分解能光学カメラの視野方向を可変する視野方向制御装置と、上記高分解能合成開口レーダのアンテナのビーム方向を可変させるビーム方向制御装置と、これらの制御装置に指示を与える地上からのコマンドを受信・解読・送出するコマンド装置とを搭載した人工衛星を有し、上記広域型光学カメラの視野方向を上記高分解能光学カメラの視野方向より人工衛星の進行方向に対し前方となるように配置するとともに上記広域型合成開口レーダの電波発射方向も高分解能合成開口レーダの電波発射方向より人工衛星の進行方向に対し前方となるように配置し、上記広域型光学カメラ及び広域型合成開口レーダで取得した画像を画像データ伝送装置で、画像データ受信装置、画像再生装置、目標位置判定装置および画像取得指令装置より構成する地球局に伝送し、上記画像データ受信装置と画像再生装置で上記広域型光学カメラ及び広域型合成開口レーダの画像を再生し、上記広域型光学カメラの画像より雲でおおわれた地表面を識別しておき、上記広域型光学カメラ及び広域型合成開口レーダで得られた画像の一部を拡大して取得したい部分領域を目視もしくは目標位置判定装置により見い出し、その部分領域が雲でおおわれていない場合は高分解能光学カメラに対し画像取得指令装置及びコマンド装置を経由して視野方向制御装置に指令することによって上記高分解能光学カメラの視野方向を目標位置を通過する方向に向け上記広域型光学カメラで得られた部分領域を上記高分解能光学カメラで拡大した画像を取得し、目標とする部分領域が雲でおおわれいる場合は上記高分解能合成開口レーダに対し画像取得指令装置及びコマンド装置を経由して上記ビーム方向制御装置に指令することによって上記高分解能合成開口レーダのアンテナビームを目標位置を通過する方向に向け、上記広域型合成開口レーダの部分領域を高分解能合成開口レーダで拡大した画像の取得をすることを特徴とする地球観測方法。
IPC (4件):
G06F 15/62 385 ,  G01S 13/86 ,  G01S 13/90 ,  G01V 9/04

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